POSTED BY ノーヴィス編集部掲載日 JUN 29TH, 2021
ワークマン「アルミテーブル」をキャンプで検証レビュー【キャプテンスタッグとの違いも徹底比較】

キャンプなどのアウトドアで欠かせないアイテムとなっているのが「アルミテーブル」。2021年春夏商品でもキャンプグッズの拡充を図ったワークマンですが、特にアルミテーブルのラインナップは注目されましたよね。しかも980円(税込)と、4分の1程の激安プライス!ということで今回は、ほぼ大定番&ほぼ同キャラクターのキャプテンスタッグ「アルミローテーブル」との比較を交えながら、その実力を徹底検証してみることにしましたよ。
目次
キャンプで重宝する「アルミローテーブル」とは?

近年、キャンプではお座敷スタイルなどと言われる、低いテーブル&チェアを用いたロースタイルなテントサイトを構築するのが主流となってきましたよね。そこで愛用者が増えているのが、高さ10cm程度のアルミローテーブルです。
低さに加えて、甲板も400mm×300mm程度とコンパクト&700g程度と軽量で、折り畳んで収納することができることもあって、ソロキャンプ派からも支持を集めていますよね。
ワークマンとキャプテンスタッグを比べてみる

ワークマンで購入してきた「アルミテーブル」がこちら。なんとお値段980円(税込)! これまで筆者が愛用していたのはキャプテンスタッグ製アルミローテーブルですが、そちらは定価3,850円なので、4分の1程のロープライスということですよね。
即完売が続くある意味で幻の品ではありますが、新規オープン店の開店日に訪れた際に運よくゲットすることができました。他にもポケットストーブやメスティンなどのレアアイテムも陳列されていたので、買い逃している人は新店が狙い目かも!

折りたたみOKで専用の収納袋に入れられているので、持ち運びも楽々です。袋には「Field Core」のロゴがプリントされていますね。キャプテンスタッグの方にも同じく「CAPTAIN STAG」のロゴが。

おっと! ここでさっそくうれしいポイントを発見。ワークマンの収納袋(左)には、ストラップにストッパーが設けられていますね。キャプテンスタッグ(右)の方にはこれがなく、いつの間にか口が空いていて中身が飛び出していた・・・なんてこともありましたが、そんなストレスもなさそうです。

あぁ! もうひとつうれしいポイントを発見。ワークマン(上)にはゴムバンド(しかもロゴ入り)が。これのおかげで袋から出した際にもキャプテンスタッグ(下)のようにバラバラになりませんね。まとまりにくいっていうのがキャプテンスタッグ愛用者の悩みのひとつだったんですよね~。

ゴムバンドには「使用方法」の紙も挟まれていましたよ。
組み立て方法や素材に違いがあるか?

ということで、さっそく各部のチェックを進めてみることにしましょう。
まずは袋から取り出して開いてみます。ワークマンもキャプテンスタッグも、ゴムのショックコードで繋がれた5枚の甲板で構成されています。お風呂の蓋のように伸ばしていくだけと超簡単。

甲板間は、ワークマン=ゴム。キャプテンスタッグ=プラスチック。と、それぞれ違いがあることがわかりました。個人的にはゴムのほうが安心感あるかも。

裏面がこれ。どちらもストッパーと脚がレイアウトされていますね。

ストッパーを90度回転させて対面の足のフックに連結させて、それぞれの脚を固定すると完成です。所要時間は5秒くらい。

はい。こちらが完成形です。ぱっと見はどちらもカラーリング以外はほぼ同じ。素材や仕上げなどのスペックを細かく見ていくと・・・
【ワークマン】
- 甲板の表面材:金属(アルミニウム合金)
- 表面加工:アルキド樹脂塗装
- 耐荷重:最大30kg(静荷重)
【キャプテンスタッグ】
- 甲板の表面材:アルミニウム(足部:鉄 エポキシ樹脂塗装)
- 表面加工:アルマイト
- 耐荷重:最大30kg
どちらもアルミ製で30kgまでの物を置くことができるのは同じですが、表面加工に大きな違いがあるようですね。

よ~く見てみると・・・。
アルキド樹脂塗装のワークマンは、表面に細かいシボも施されています。キャプテンスタッグはアルマイト仕上げ&ヘアラインな感じなので、これは好みがわかれるところかも?
サイズ・重量のちがいは?
次に、もう少し詳しく各部の違いなどを検証してみることにしますよ! まずはサイズ感を調べてみます。

【ワークマン】
- 収納サイズ:400mm×71mm×73mm(約)
- 組立サイズ:幅400mm×奥行298mm×高さ128mm(約)
【キャプテンスタッグ】
- 収納サイズ:400mm×70mm×60mm(約)
- 組立サイズ:幅400mm×奥行290mm×高さ120mm(約)
どちらも収納・組立ともにほぼ同じサイズ。数値でみると、奥行・高さともにほんの少しだけワークマンの方が大きい結果ですが、使用時はその違いには気が付かないレベルですね。

お馴染みのキッチンから拝借したスケールにのせてみましょう。
【ワークマン】
- 744g
【キャプテンスタッグ】
- 715g
サイズが少し大きいこともあるのか、ワークマンの方が30gほど重い結果です。バックパックキャンプやソロキャンプ派のような軽量化主義な人には、この30gの差が効いてくるかもしれませんね。とはいえ、オートキャンプがメインの筆者にはまったく気にならない差でもあります。
フィールドでの使用感はどうでしょう?
最後に使用感を確かめてみることにしましょう~。

先に確認していた表面処理の違いは、フィールドでどんな差を感じるのでしょうか?
おっと! 表面にシボがあるワークマンの方が滑りにくいのかも。2合用メスティンを乗せて片側を持ち上げてみたところ、ワークマンは約25cmの高さまで滑り落とすことなく耐えてくれました。キャプテンスタッグは約18cmで落下です。
試しに、ポケットストーブをのせてみると、どちらのテーブルでも約17cmでするすると滑り出しました。このように、物や条件によって結果は変わるかもしれませんが、一つの目安にはなりそうですよね。

また、シボ&アルキド樹脂塗装のおかげで、ワークマンは傷に強いこともわかりましたよ。キャプテンスタッグはアルマイト処理が施されていますが、それでも小傷が付きやすいかも。美しい表面処理なだけに、ちょっと残念な気持ちになってしまいますよね!

あと、各甲板の形状違でフィーリングに差を感じる人もいるかもしれません。ワークマンは断面の角が立っているのに対して、キャプテンスタッグはアールが付いている分だけ甲板間の隙間が広く感じるかも(実際はほとんど同じ)です。
価格以上の活躍が期待できる逸品!

ということで、今回はワークマンの「アルミテーブル」を詳しく検証してみました。大定番のキャプテンスタッグの「アルミローテーブル」とも比較しましたが、4分の1ほどの価格でこの使用感は文句なし。というか、大満足。用途によっては複数を購入するのもアリかもしれません! キャンプの入門用として手に入にするのもおすすめですよ。
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