POSTED BY Mayumi.W掲載日 JUN 29TH, 2021

捨てられたビニール傘から作る「PLASTICITY」のエコ＆おしゃれなトートバッグ

外出先での突然の雨に購入するビニール傘。いつの間にか増えているビニール傘は、ちょっと壊れたらすぐ捨てられてしまうことも。そんな、役目を終えたビニール傘を素材として使用したトートバッグを、モンドデザインとアップサイクルブランド「PLASTICITY（プラスティシティ）」が共同で製造、2021年6月24日（木）からオンラインショップにて販売を開始しました。

捨てられた傘を素材としたバッグ

国内で廃棄されているビニール傘は、年間で約8,000万本とも言われています。分解が難しい傘は、その多くが埋め立て処理や焼却処分されているのだそう。そんな役目を終えたビニール傘を素材として作成されたのが「2ハンドルトートバッグ」です。同商品は、日本の駅や商業施設等で捨てられたビニール傘を4層にし、そのままの状態でプレスして作られた独自の素材を全面に使用したバッグです。

機能的でおしゃれなデザイン

ビニール傘を素材としたトートは、その透け感が夏にぴったり。落ち着いたカラーの持ち手は、シーンによって手持ちと肩かけが使い分けられる機能的な2WAYのハンドルになっています。水を一切通さず、汚れにも強い素材はさすがビニール傘。これは、雨の日にも大活躍間違いなしですよね。

さらに、内装のポケットや開口部を固定するマグネットベルトなどもすべてビニール傘素材で作成されていて、汚れても手軽に水で洗うことができるのもうれしいところ。

分解から縫製まで、すべての工程を国内職人が丁寧に施した傘は、ひとつひとつがそれぞれ使われていた時の個性を持ち、世界で一つのバッグに生まれ変わるのです。

10年後になくなるべきブランド「PLASTICITY」

アップサイクルブランド「PLASTICITY」は、クリエイターである齊藤明希氏の地球に優しい素材でものづくりをしたいという想いから立ち上げられました。同ブランドは、年間約8,000万本も廃棄されているといわれているビニール傘に注目。分解のしにくさから、リサイクルが難しいとされるビニール傘の素材を再利用したプロダクトを作り出しています。

また、素材となる廃棄された傘が簡単に集まることを憂慮し、これらの環境問題が近い将来に解決されてほしいという思いを込めて掲げた「10年後になくなるべきブランド」というスローガンも注目を集めています。

■製品情報
製品名：2ハンドルトートバッグ
カラー：グレージュ／グレー
価格：16,500円（税込）
サイズ：H320mm X W570mm X D160mm
重さ：270g
販売場所：公式オンラインストア https://plasticity.co.jp/
販売開始日：2021年6月24日（木）