最近ではプラスチックや紙なども多く使われていますが、ビールや日本酒などの酒瓶、調味料などの小瓶など、私たちの生活に深くかかわる「ガラス瓶」。

ガラスのリサイクル率は高く、すでに優秀なのだそうですが、ガラス瓶からガラス瓶、ガラス瓶から素材、というリサイクルだけでなく、いつも身につけられるバングルにアップサイクルしてつくられたプロダクトが「GLASS-LAB NEW PRODUCT “WA”」です。

空き瓶を利用したバングル「GLASS-LAB NEW PRODUCT “WA”」

ガラス加工専門のGLASS-LAB株式会社は、design shop YU・デザイナーの藤田優惟子さんがデザインしたSDGs時代の新たな江戸切子、空き瓶を利用したバングル「GLASS-LAB NEW PRODUCT “WA”」を、2021年7月1日（木）からECサイトにて発売します。

スパークリングワインの空き瓶を使用し、新しいデザインと伝統的な技術から生まれた「GLASS-LAB NEW PRODUCT “WA”」は、ガラスの透明感による美しいデザインと、それを支える職人さんの技術によって、涼やかなバングルになりました。

職人さんの技が光る技法

1950年創業、椎名硝子加工所の流れを汲む「GLASS-LAB」も引き続きガラス加工を営んでおり、二代目である椎名康夫さんは日本でも10人程度しかいない「平切子」の職人。そして職人として三代目である椎名康之さんは「サンドブラスト」という技法を得意としており、技術を磨いた結果、0.09ｍｍという極細の線までであれば確実に描くことができるという技術の持ち主です。

しかし、平切子は主に硝子工房さんからの依頼、サンドブラストは主にトロフィなどを扱う、徽章（きしょう）屋さんからの依頼を受けることが多く、これらの素晴らしい技術が一般の私たちの目に触れることはあまりなかったのだといいます。

そこでGLASS-LABは、「平切子」と「サンドブラスト」という二つの技術を組み合わせ「砂切子」というネーミングで商品企画や販売を行い、、江戸切子の新たな可能性を探求しているのだそう。

このバングルを身につければ、ガラス瓶を新しい形に活用することができ、さらに、職人さんたちの技術を活かす場所をつくることができる。

まさにSDGs。持続可能な方法のひとつですね。

美しくて、素敵なバングルは地球と日本の伝統文化を守っていく、この先の未来を変えていく・・・そんな存在になっていくのかもしれません。

GLASS-LAB NEW PRODUCT “WA”  オンラインショップ＞＞＞https://glasslab.official.ec/categories/3582569

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	林美由紀 ハヤシミユキ／ライター
	FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスライター。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、クモの巣、絵本、漫画、子どもなど。グッとくる雑貨、ハンドメイド作品、文具、生き物、可愛いものとヘンテコなものを日々探しています。いつか絵本作りに携わりたいです。 著者のプロフィールを詳しく見る

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