抗菌や除菌、防カビなどの言葉は決して新しいものではないけれど、2020年はより身近に感じ、また意識せざるを得ない日々を過ごしてきた私たち。

そんな中、抗菌よりもさらに安心できる服が誕生したようですよ。抗ウイルス技術を生地に落とし込んだという「mori kinsei（モリキンセイ）」のカットソーです。

「服を永く着続けること。」

日本で心を込めて作られ、数年経っても修繕や染め返しをすることによって、愛着を持って着たくなる服。そんな「服を永く着続けること。」という価値観を大切にし、ブランド「mori kinsei（モリキンセイ）」は生まれました。

mori kinseiのカットソーの特長

「抗ウイルス＋制菌＋抗かび」

最近では、布製品などをはじめとして「抗菌加工」という言葉が定着してきていますが、「mori kinsei」のカットソーには、抗菌加工ではなく「抗ウイルス＋制菌＋抗かび」加工が施されています。1948年に京都で創業した高橋練染により開発された、制菌の認証（SEKマーク）取得の加工技術「DEOFACTOR」です。

「抗菌」とは、生地表面上の細菌増殖をを防臭する程度に抑制すること。一方、同カットソー採用の「制菌」は、細菌をそれ以上増やさないだけでなく、減少させることが期待できるといわれています。

さらに、繊維製品に付着した特定のウイルスの数を減少させ、繊維製品が介するウイルスの広がりを弱める「抗ウイルス」、繊維製品にカビが生えないように、特定のカビの発育を抑制する「抗かび」の加工がされ、安心して着られるカットソーに仕上がっています。

性別・体型を問わないシルエット

「抗ウイルス・制菌」だけが同カットソーのこだわりではありません。シルエットと縫製にも気が配られており、性別を限定するようなデザインではないことや仕立て（縫製）の質が良く服が目立ちすぎないことが大切にされています。そのため、一見普通のカットソーですがシルエットやサイズ感はオリジナル。

また、身幅は従来の基本的なサイズスペックよりかなり広くとられています。袖丈と着丈は短くしてバランスをとっているので、ワイドシルエットで年齢、体型を問わず着ることができます。

国内屈指の技術を持つ縫製工場

メリヤス産業でも工場によってさまざまな特性があり、風合いの柔らかいものを得意としている所もあれば、肌着的なカットソーが得意、昔ながらのミシンや手法を未だに大切に使う、など、さまざまなところがあるそうです。

今回、同カットソーを作るにあたって、縫製工場を一から探し、肉厚なカットソーや裏毛（スウェット、パーカー）などに特化して物づくりされている東京の工場に依頼することができたそう。

抗ウイルス・制菌加工された生地を首回りにも使用し、生地の端を別生地または同生地でくるみ、生地のほつれや伸びを防ぐ「バインダー仕様」にされているのもポイントです。一般的な手付襟の仕様より伸びにくい特性があることに加え生地自体が肉厚なものなので、よりしっかりとしたつくりになっています。

日本の技術が結集して作られた「いいもの」を永く。
愛情を持って着られる1枚がここにあります。

2020年12月24日（木）の発売時にすぐに完売していまい、現在は再販待ちですが、気になる方はぜひチェックしてくださいね。

■mori kinsei カットソー
価格：9,350円（税込）

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	林美由紀 ハヤシミユキ／ライター
	FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスライター。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、クモの巣、絵本、漫画、子どもなど。グッとくる雑貨、ハンドメイド作品、文具、生き物、可愛いものとヘンテコなものを日々探しています。いつか絵本作りに携わりたいです。 著者のプロフィールを詳しく見る

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