『誰かが、見ている』について

何をやっても失敗ばかりの間抜けな主人公・舎人真一（香取慎吾）と、個性豊かな人物が巻き込こす日常を面白おかしく描いたコメディドラマ『誰かが、見ている』。主演・香取慎吾、脚本／演出・三谷幸喜、そのほか多くの豪華キャストが出演しており、2020年9月18日（金）に全世界同時配信がスタート。全8話、1話あたり約30分で構成されています。

主な登場人物は下の通り。

舎人真一：香取慎吾
埼玉県和光市に建つマンションの301号室に暮らす青年。何をやっても失敗してしまうため、新しいバイトもすぐクビに。そのため定職にも就けていない。隣人の粕谷次郎から“壁の穴”を通して生活を覗き見されている。

粕谷次郎：佐藤二朗
302号室の住人。偶然見つけた“壁の穴”から、真一の様子を覗き見するのが密かな楽しみ。娘のあかねとともに、真一の日常を世界中に動画配信して一獲千金を狙うことに。

粕谷あかね：山本千尋
次郎の娘。大学生。"壁の穴" からのぞく真一の日常の様子を面白がり、その模様を動画配信することを思い付く。

粕谷佳子：長野里美
次郎の妻。あかねの母。次郎とあかねが真一の日常を世界中に動画配信していることは知らない。

曽我そと子：宮澤エマ
真一の友達。とあるきっかけで、真一と交際するようになる。

舎人尚美：夏木マリ
真一の母親。田舎でガソリンスタンドを切り盛りしており、真一に跡を継がせようとしている。

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臨場感漂う演出

『誰かが、見ている』は、セットの前に客席を設け、実際の観客を前に演者が演技をするシチュエーション・コメディ。三谷監督の「何があっても撮影を止めない」との強いこだわりから、同作はほぼノーカットの一発撮りによって撮影が行われました。

最近はほかの動画配信サービスでも、一発撮りの演奏・歌唱が人気を集めていますよね。ノーカットだからこそ生まれる緊張感や臨場感、そして現場の観客による生の声も加味され、最後まで飽きない、鮮度の高い演技が楽しめるというわけなんです。

ある日突然、自分の生活が世界中へ配信されたら・・・？

埼玉県和光市のとあるマンションに住む青年・舎人真一。何をやっても上手くいかない間の抜けた性格だが、なぜか憎めない不思議な人物。アルバイト先ではもちろん自宅にいてもおっちょこちょいなところは変わらず、常にそそっかしい日々を送っています。

隣室に暮らす粕谷次郎は、そんな彼の日常生活をある日偶然見つけた“壁の穴”から覗き見していました。危なっかしい、だけど無邪気で可愛らしい真一の様子を見るのが密かな楽しみなのです。

しかしそんなある日、次郎の娘・あかねがカレンダーで隠していた“壁の穴”の存在に気づいてしまったことで、事態は急転。次郎と同じく、覗き見た真一の面白さにハマったあかねは、「この様子を世界中に動画配信すれば大儲けできるかも!?」と考え、真一の盗撮を試みます。“壁の穴”にWebカメラを仕掛け、真一の日常を撮影すると、瞬く間に動画は拡散。世界中の人々を巻き込んだ大騒動へと発展していくのでした・・・。

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飽きずに楽しめる新感覚コメディ

豪華なセットや一発撮りの緊張感から、まるで舞台を見ているような独特な雰囲気が漂う『誰かが、見ている』。スマホ越しでも感じる新鮮な空気感は、新しい視聴体験をもたらしてくれそうですね。1話30分前後でサクッと見やすいのもうれしいポイント。ぜひチェックしてみてください！

noviceでは今後も素敵な作品を紹介していきますよ！　次回は『有吉の脱ぬるま湯大作戦』です。それでは、また来週〜！

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	ひつじ ヒツジ／ライター
	韓国ドラマにハマったことがきっかけで、韓国文化全般に興味津々。推しドラマは「太陽の末裔」、「星からきたあなた」。絶賛おすすめ募集中です。あと、ほどよく辛くておいしいものが好きです。 著者のプロフィールを詳しく見る

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