POSTED BY 漆舘たくみ掲載日 JAN 15TH, 2022

【H＆M】バーチャル空間だけで着られる限定ルック3種類を発表！

SNSでファッショントレンドを追っていると、あっという間に時間が過ぎますよね！タイムライン上での自己表現を突き詰めていけば、もはや実際に衣服を身にまとう必要はないのかも。そんななか、H＆Mは2022年1月10日、ブランド初となるバーチャル空間だけで着られる3種類の「バーチャル・ファッション・ルック」を発表。いずれも現実世界でつくるのは難しいとされる限定ルックで、同日から1月31日（月）の間、同ルックに付ける名前を決めるコンペティションが6カ国限定で実施されます。採用者にはSNS上などで着用できる貴重な体験が与えられるそう。おしゃれとネーミングセンスに自信がある人は、応募してみてはいかがでしょうか。

バーチャルファッションの特徴とは？

「バーチャル・ファッション・ルック」は、デジタル上のみで再現できるアニメーション表現や細部の作り込みができること、着る人の体型や性別に制限がないことなどが特徴。H＆Mは「よりインクルーシブな方法で遊び心を持ったスタイルの探求が可能」と表現しています。

また、メーカー側も梱包や輸送の必要がなく廃棄物を抑えられるため、持続可能な社会の実現にもつながる部分があるそうです。

コンペティション商品の限定ルック3種類

【ルック1】

現実では再現が不可能という素材感で作られたオーバーサイズのベストとユニタードの組み合わせ。ベストの中に浮遊感のある色鮮やかな液体が流動し、美しい模様を描いています。

【ルック2】

オレンジ色に発光するニットは、太いワイヤーをクラシックなケーブルニット柄に編み込むことで、全体が点滅するフラッシュライト効果を演出しているそう。ワンピースやオーバーサイズのセーターとしてスタイリングすることも可能です。

【ルック3】

鮮やかに発光するピンクのバギーパンツ。クラシックな生デニムに小さなネオンストリングがあしらわれており、全体がキラキラと輝いています。トップスにはマーブルプリントのクロップドパーカーをチョイス。

3種類のルックの動画は公式サイトで確認できます。今回のコンペティションではイギリスの俳優のメイジー・ウィリアムズがアンバサダーに起用されており、H＆M初となるデジタルファッション分野への参入に力を入れていることがうかがえますね。ルック自体も賞品としての提供のみで、実際に販売や製造は予定していないそうです。

バーチャルファッションは、実在する自分をアバターにした感覚で着せ替えが楽しめるので、コーディネートの想像が膨らみますね！　大手ブランドの参入が進んでいけば、拡張現実のある生活がより身近になりそうです。

【コンペティション概要】
募集期間：2022年1月10日（月）～1月31日（月）
対象国：日本、アメリカ、イギリス、フランス、デンマーク、インド
応募条件：なし
応募方法：下記ページに必須項目を入力
URL： https://social.hm.com/ja_jp/virtual-fashion
当選者数：各ルックにつき1名（計3名）
当選結果：2022年2月上旬に当選者のみに連絡。連絡後に公式サイト上で名前を発表。連絡から5日以内に返信が確認されない場合は他の人が繰り上げとなる
賞品受け渡し：当選した場合は必要事項とともに自身を写した写真データを送付。後日、3ルックのうち1つを合成したものが返送される。データは動くアニメーション効果付きでSNS等に投稿可能