モデルの私服でいち早く流行がわかる

デザイナーのコレクションを身に纏うモデル達は、さまざまなデザイナーの感性に触れ、ファッションセンスが磨かれています。モデル達の私服を見ると、ファッションのトレンドがわかるほど。

さて、NYFW（ニューヨークファッションウィーク）2021秋冬コレクションで、モデル達はどんな私服を着ていたのでしょうか。

茶系が気になる

黒よりも重い印象にならず、顔が明るく見える茶色。茶色のトップスを着ているモデル達のファッション。

オーバーサイズのトップスで

モデル　Rachelle Harris

メンズサイズのレザージャケットなら、雪が降る厳寒のニューヨークシティでも、インナーに厚めのニットをゆったり着られます。メンズライクなシルエットが、かえって女性らしさを強調しますね。

大判のストールでインパクトを

モデル　Sasha Knysh

茶色と相性の良い、オレンジ色の大判ストールを首に巻くと、印象がガラッと変わります。しかも、セーターを1枚プラスしたほど暖かくなるのもうれしい。背の高いモデルだからできるテクニックともいえます。

小柄なあなたでも真似できる

重くなりがちなジャケットも、パンツの中に裾をインすると、軽い印象に。なおかつボリュームが上になるので、足が長く見えますね。

やっぱり黒が定番

ニューヨーカーは黒が好き。クールに見えるからという理由と、あまり清潔とはいえないニューヨークで汚れが目立たないという理由もあるかも？

モノトーンのグラデーション

モデル  Annibelis Baez

ジャケットの黒、マフラーのグレイ、ニットのビーニーは淡いグレイとモノトーンのグラデーション。ソフトピンクのインナーで女性の甘さをプラス。

黒でも重くならずスッキリした印象に

モデル　Ariela Soares

ジャケットの黒、インナーのニットはグレイ、ストライプの入った淡いグレイのマフラーで、黒でも重くならずスッキリした印象に。

黒に花柄をプラス

ボアやフェイクファーの重い印象の生地も、花柄プリントのバッグや花柄のベージュのパンツをプラスすることで、キュートな印象に。白のブーツで軽快さを。

スプリングカラーをプラス

モデル Aga Wojtasik　（マスク着用）

モデル Aga Wojtasik　（マスクなし）

イエローやピンクの絞り染めのパンツで、春への期待感を。

男性モデルはなにを着ている？

ジバンシーのパーカーに、スタジャンを合わせて（写真右）。

男性ゲストはベージュ系で春を先取り

ベージュのトレンチに、2021年の流行色と言われる黄色のインナーで、春を先取り。

ヴィクトリア・シークレットのエンジェルも登場

モデル　ヴィクトリア・シークレットのエンジェル　Martha Hunt

ヴィクトリア・シークレットのエンジェルでもある、トップモデルのMartha Hunt。オレンジのパンツスーツは、Jason Wuの2021春夏コレクションのもの。

次回のNYFW（ニューヨークファッションウィーク）は、2021年9月予定。モデルのお洒落な私服に期待したいものです。

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[All Photos by Hideyuki Tatebayashi ]　Do not use images without permission.

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• #ルポ

	青山沙羅 アオヤマサラ／ライター
	はじめて訪れた瞬間から、NYにひと目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、2009年ついに上陸。 旅の重要ポイントは、その土地の安くておいしいものを食すこと。 特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、「やられたら、やり返せ」。 プロ・フォトグラファーの夫とNYでふたり暮らし。共同著書『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日（PIE International、2020年3月）』。 著者のプロフィールを詳しく見る

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