灯篭の設置場所増で回遊する楽しみも！

2012年から始まった同イベントは、温泉街の自然景観に溶け込むように取付けられた、竹の球体”鞠灯篭”と高さ2ｍの”竹筒灯篭”が大人気。

今回は、来場者の密集を避けるために、例年より灯篭の設置場所が増やされているのが大きな特徴です。

これまでは、温泉街の川端通りに沿った約300mの区間でのライトアップとされていましたが、今回は新たに“黒川温泉明神様”と“平野台展望所”にも明かりが増設される予定。温泉街を自由に散策する楽しみが増えたというわけなのです。

環境保全・資源の循環も同イベントならでは

黒川温泉では、環境維持のため竹林の間伐と再生に取り組んでいますが、鞠灯篭や竹筒灯篭は、竹の間伐材を使用したサスティナビリティな取り組みも注目を集めています。

イベント後は炭窯で竹炭を作ったり、粉砕したものを肥料や床のクッション材に活用したりと、竹資源を循環させているのです。

旅館の露天風呂で体をしっかり温めた後、冬の静寂のなか温泉街を散策するのもよさそうですよね。街を歩くと丸く柔らかな鞠灯篭の明かり一面に拡がっていますよ。

■黒川温泉  湯あかり
日程：2020年12月19日（土）～2021年5月30日（日）
時間：日暮れ（17時半頃）から22時まで
場所
・黒川温泉 丸鈴橋～川端通り
・温泉公園
・やまびこ旅館前
・旅館組合前
・黒川温泉地蔵堂
・黒川温泉バス停
・黒川温泉明神様【新スポット】
・平野台展望所【新スポット】

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