フランスではクラフトビールが人気

ワイン大国のフランスでは、よく飲まれるアルコールといえば、やはりワインを想像するのではないでしょうか。しかし、今フランス全土でミクロブラッスリー（ビール醸造工房）が急激に増えてきて、若者を中心にクラフトビールの人気が高まっているのです。パリには、クラフトビールを取り扱うバーやクラフトビール専門店もあり、クラフトビールの人気がちょっとした社会現象になっています。

なぜ、フランスではクラフトビールの人気がここまで高まっているのでしょうか。

人気の理由とは

クラフトビールはビールを愛する職人が研究を重ねて製造されたビールです。「オリジナルのおいしいビールを作りたい！」という想いが込められているのです。

それゆえにクラフトビールには個性があり、コクと味わい深いのが特徴。純粋にビールのおいしさを堪能することができるのが人気の理由の一つです。

また、クラフトビールの味にハマると、自分のお気に入りの一杯を探す愉しみがあります。

スーパーでもさまざまな銘柄のクラフトビールを購入することができるので、現在コロナ渦でステイホームが続くなか、クラフトビールをおうちで味わうことは日常生活にちょっとした特別感を与えます。プチ贅沢を演出することができるのも、人気の一つの理由になっているのではないでしょうか。

フランスで見つけたクラフトビール

パリのクラフトビールの火付け役となったのが、LA PARISIENNE。私も、初めてこのビールを飲んだ時は、味わい深いのに、飲みやすくて、おいしい！と虜になりました。

Brasserie d'êtreのクラフトビールは、オーガニックのビールです。個性的なビールを製造しているのが特徴です。

パリの東に位置するブリー地方で作られているクラフトビールbière de brieは、個人的にお気に入りのビールの一つ。喉越しが良く、どんな料理にも合わせやすいビールです。

日本でもフランスのクラフトビールを購入することができるので、見つけたらぜひ味わってみてくださいね。フランスならではの、味わい深さを堪能することができますよ。

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	北川菜々子 キタガワナナコ／ライター
	学生時代は東京で過ごし、卒業後なんとなく思い立ちフランスへ移住。気がつけばフランスでの生活も十余年。現在はフリーランスのライターとしてライフスタイル、文化、旅行、就職など多岐に渡って執筆しています。実生活では二人の息子たちの育児に奮闘中。 著者のプロフィールを詳しく見る

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