『チェイス』について

魂溢れるフリージャーナリスト・一樹と、ジャーナリストへの熱い想いを信じて突き進む新人AD・麻衣。上司である正によって引き合わされたこの2人が、27年前の事件をきっかけに、隠された真実を追い求め、ジャーナリストとして奔走します。個性派ぞろいのBS東都社員を巻き込み、未解決事件の隠された真実を次々と暴いていくサスペンスドラマです。

2017年12月より配信スタート。第1〜2章・全12回、1回あたり約30分で構成されています。

主な登場人物

相沢 麻衣：本田 翼
BS東都のアシスタントディレクター。真実を伝えるジャーナリストに憧れを抱いている。

三上 一樹：大谷 亮平
かつて新聞記者だったが、とある悲しい事件をきっかけにフリージャーナリストに転向。常に冷静で先を見越したすばやい行動力が持ち味。

長谷川 正：岸谷 五朗
麻衣の上司でBS東都のエグゼクティブプロデューサー。一樹とはかねてからの知り合い。

斉藤 真紀子：羽田 美智子
BS東都の番組『サンセットニュース』のメインキャスター。番組の方針を左右する絶対的な発言力を持っている。

田中 一平：橋本 淳
BS東都のアシスタントディレクター。ことあるごとに合コンを開催し「合コンいきましょう！」が口癖。

山崎 登：平田 満
27年前の幼児誘拐事件の犯人として服役中だが、一貫して無罪を主張。当時は幼稚園の用務員として勤務。

白井 徹子：かとう かず子
白井法律事務所の弁護士で、山崎の弁護を担当。彼が冤罪だと信じている一人。

赤坂 吾郎：でんでん
山崎を犯人として逮捕した元警察官。暴力で押さえつける横暴な取り調べを行っていた。

エピソード1

報道志望だったADの麻衣は、東都テレビからBS東都へと左遷され、平穏過ぎる日々を送っていました。ある日、仕事で連続幼児誘拐殺人事件の資料を調べていると、ある疑念を抱きます。そこで、企画会議で同案件の再取材を提案しますが、まったく興味を持ってもらえず撃沈・・・。ところが、プロデューサーかつ上司でもある正の目に止まり、フリージャーナリスト・一樹と麻衣の2人は取材を進めることに。

そして、ついに同時期に起こった未解決事件に共通点を見つけた2人。そこには、真犯人の影が見え隠れする、思わぬ展開が待ち受けていました。

エピソード2

事件の犯人・山崎 登が服役後、犯行を否認し続けていることを知る麻衣と一樹。逮捕の決定打となったDNA鑑定にどうやら不備があったことを突き止め、冤罪の可能性が浮上してきます。

かつて登を逮捕した担当刑事・赤坂 吾郎に逮捕当時の状況を取材し、不確かな情報のみで登を追い込み、力技で自供させたことを確信した2人。しかし、冤罪を証明するには、再びDNA鑑定を行うしかないという結論に・・・。そして、BS東都として事件を追及するか否かの岐路に立たされることとなります。

エピソード3

正の説得により、BS東都をあげて看板番組で事件を追いかけることが決定。本格的に調査に乗り出す麻衣と一樹は、当時犯人とおぼしき人物と殺された幼女を見たという人物に接触を試みます。なんとか話を聞き出すことに成功した一樹ですが、警察によってその目撃情報が隠蔽されてた事実を目の当たりに。あらためて目撃者に当時の状況をイラストで描いていもらったところ、そこには背の低い登の背格好とはまったく異なる長身の人物が！　その人物は果たして真犯人なのか・・・!?

『報道』の意味をあらためて考えさせられる作品

未解決事件・冤罪事件など、センシティブな内容にフィーチャーしたドラマで、『報道とは？』ということをあらためて考えさせられる作品になっています。最初はどこか他人事だったBS東都のメンバーが、麻衣と一樹の2人に感化され、次第に『報道』に向き合い、団結して取り組む姿勢に注目です。また、取材を進めていくなかで麻衣がジャーナリストとして、そして人として成長していく過程も要チェックですよ。

noviceでは今後も素敵な作品を紹介していきます！　それでは、また来週～！

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	すぎさく。 自由でいたいエディター／ライター
	究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!?　その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。 著者のプロフィールを詳しく見る

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