世界最大のホームセンター「ホームデポ」

「ホームデポ（The Home Depot）」は、アメリカ合衆国ジョージア州に本社を置く、建築資材や室内装飾、園芸用品等を販売する「世界最大のホームセンター」。

家に関するものすべてがそろっており、「ホームデポに来れば、家が一軒建てられる」とも言われるアメリカDIYの集大成。アメリカで2,000店、カナダ、メキシコを含めると2,298の店舗数を誇り、店頭には36,000種類、オンラインで100万種類もの商品をそろえているそうです。電球が切れた、壁の塗料が剥がれた、ガーデニングの肥料を買いたいなど、家周りで何かあれば、ほとんどのアメリカ人が駆け込む場所なのです。

今回は、ニューヨーク市マンハッタン59丁目店のBBQ、ガーデニング、家電製品コーナーをご紹介します。

■参照
About Us - The Home Depot　https://corporate.homedepot.com/about

都会のオアシス「ガーデニングコーナー」

ガーデニングコーナーには、何が置いてあるか見てみましょう。

心が和む自然のグリーン

マンハッタン59丁目店のエスカレーターを下って地下２階へ行くと、目に飛び込むガーデニングコーナー。ほっと心が和みます。

ホームオフィスにも置きたいインドア用プラント

室内で育てるインドア用プラントもいろいろ。リモートワークで、ホームオフィス用に欲しくなるグリーン。

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ペパーミントやスイートバジルなどのハーブ類

庭がなくても育てられるハーブ類も人気。コロナ禍以降、かなり売れたのではないでしょうか。

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チャレンジしたくなる花や野菜の種

種から育てるのは難しいとは思いますが、見ると欲しくなりますね。筆者の配偶者も、一度も成功しないのによく購入しています（苦笑）。

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園芸用土や肥料も忘れずに

ガーデニングには、園芸用土と肥料も必要です。肥料は、"プラントフード(Plant Food)"と言います。英語では、肥料は「植物の食料」なのですね。

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アメリカ人も好きな高枝切りバサミ

伸びてしまった木の枝を切る「高枝切りバサミ」。ニューヨーク市は、市内でも樹木が多いうえ、隣家の境に枝が伸びると苦情の元になるので、必需品。

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ニューヨークで必需品。スコップやクワなど

ガーデニングに必要なスコップやクワ。園芸用の土を耕す時にだけでなく、秋の大量の落ち葉の処理や、冬の雪掻き用としても必要になります。

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ほとんどの家にあるはしご

アメリカの住宅は天井が高いので、電球を取り替える、壁を塗り替える、点検をするなど、家庭でもはしごが必要。アパートの管理人や修理の人は頑丈なはしごを持っています。

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夏には欠かせない「BBQコーナー」

アメリカ人は、BBQ（バーベキュー）が大好き。特にニューヨークは1年の半分が冬なので、短い夏を焦がれ、楽しみます。

バーベキューに必要なセットは、BBQグリル、テーブル、チェア。写真左は屋外用ヒーター（夜間気温が下がるため）、右は屋外用の蚊よけのトーチです。ここまでそろえば完璧な、理想のBBQセットですね。

筆者宅のバックヤード（裏庭）でパーティする時、蚊よけのトーチが約4ドルの価格なら欲しいなあと思いました。蚊よけでもあり、火を灯すインテリアにもなります。

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さまざまなバーベキューグリル

庭らしい庭がなくても、各家庭で普及率の高い「バーベキューグリル」。一家に一台あるかな？　小型のものが30ドル〜とお安いです。

筆者宅にも頂いたBBQグリルが二つあります。活躍しているのは、小型の丸い炭火用グリル。大型のガス用グリルもありますが、配偶者によると、炭火の方が断然おいしく焼けるとのことです。

丸型の小さなグリルは場所も取らないので、夏にはベランダや車庫などでパーティをしている人たちを見かけますよ。

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BBQ小物類

バーベキューをするには、肉を焼く道具、網に塗る油、網の掃除用具、着火剤、炭などが必要。男性はバーベキューが大好きですが、この辺りの小物も大好きなようです。しっかりしたケースに入った、ツールセットもあります。

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キャンピングチェアなど

折りたためるキャンピングチェア。袋に入って肩にかつげます。あまり安くて軽いものを買うと、グラグラして座り心地が悪いです（筆者宅で経験済み）。

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アメリカの「家電製品」ってどんなもの

BBQの肉や魚介類、野菜は冷蔵庫に入れておきますね。ついでにアメリカの家電を見てみましょう。

レトロ可愛い冷蔵庫も

日本に比べて、アメリカの冷蔵庫は価格が高い印象がありますが、旧式タイプは結構安いですね。製氷機能はないですが、デザインが可愛いです。製氷機能つきだと最低1,200ドル〜のようです。

ただし、ニューヨークの住宅（アパート含む）には、冷蔵庫はすでに必須として設置されています。ウチもこんな可愛いのが欲しかったなあ。

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焼くのは食パンだけじゃない、トースター類

オーブントースターやポップアップ式の旧型トースター。電子レンジは冷蔵庫と同じく住宅に設置されていることが多く、スペースの面から、オーブントースターは持っていないのですが、欲しいなあと思います。

オーブントースターは安いもので30ドル〜、トースターは20ドル〜。

ホットドッグ用トースター

BBQパーティが盛り上がりそう！　ホットドッグ用のトースターは、一緒にソーセージも焼けて便利。コカコーラの柄が可愛い、ホットドッグ用のトースター（24.99ドル　税別）。詳細はこちら。

ベーグル用トースター

アクアブルーが可愛い、ベーグル用のトースター（34.99ドル　税別）もあります。詳細はこちら。

＞＞＞トースター類はこちら

進化する掃除機

アメリカの掃除機はこんな感じ。こちらはハンディタイプのもの。進化しています。旧式タイプは大きくて重く、音がウルサイです。人気はダイソン（Dyson）のものですが、300ドル〜700ドルと、かなりイイ値段です。

ニューヨーク在住の日本人には、軽くて扱いやすい日本製の旧式タイプが好まれており、「中古品を売ります」の掲示板ではあっという間に売れてしまう人気だったりします。

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ホームセンター　The Home Depot https://www.homedepot.com
商品の海外発送可能。詳しくはこちら。
1-888-843-7055 または e-mailで exports@homedepot.com.

ホームデポの真価は、次回に紹介！

今回は、ガーデニング、BBQ、家電などをご紹介しました。でも「ホームデポ」の品揃えは、まだまだ奥が深いのです。DIYマニアにはたまらない、世界最大のホームセンター「ホームデポ」の真価は、次回にご紹介します。お楽しみに！

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[All Photos by  Hideyuki Tatebayashi]　Do not use images without　permission.

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	青山沙羅 アオヤマサラ／ライター
	はじめて訪れた瞬間から、NYにひと目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、2009年ついに上陸。 旅の重要ポイントは、その土地の安くておいしいものを食すこと。 特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、「やられたら、やり返せ」。 プロ・フォトグラファーの夫とNYでふたり暮らし。共同著書『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日（PIE International、2020年3月）』。 著者のプロフィールを詳しく見る

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