POSTED BY 漆舘たくみ掲載日 JAN 27TH, 2022

【甲子園歴史館がリニューアル】AR活用など新たな球場体験が充実

兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場といえば、高校球児の憧れの場所。そしてプロ野球・阪神タイガースの本拠地であり、学生アメリカンフットボールの聖地でもありますよね。そんな多くのドラマが生まれてきた同球場の歴史を学べる甲子園歴史館が、2022年3月3日（木）にリニューアルオープン！展示面積が以前の1.25倍に広がるほか、AR（拡張現実）を使ったコンテンツも導入されるなど、これまで以上にスポーツの面白さに触れられる場所となりそうですよ！

ARツアーでタイガース選手とツーショット

甲子園歴史館は2010年3月に、野球文化の振興・野球ファンの裾野の拡大を目的に開業。高校野球、阪神タイガース、そして阪神甲子園球場の歴史に関する展示を行っています。

今回のリニューアルでは、AR（拡張現実）用コンテンツを搭載したタブレット端末を貸し出すサービス「AR KOSHIEN Experience」を新設。タイガースの選手と一緒に写真撮影ができたり、巨大トラッキーが現れたり、カメラを向けて昔の写真を重ねて見たりなど、「新しい球場体験」を楽しめるそうですよ！

従来のガイド案内によるスタジアムツアーとは異なり、来館者自身がグラウンドやスタンドのコース内を自由に見学できるのも魅力。野球の世界にどっぷり浸かれそうです！

【AR KOSHIEN Experience】
料金：大人1,500円・高校生1,300円・こども1,000円
※甲子歴史館入館料を含む
開催日程：甲子園歴史館サイトで案内

面積拡充で盛りだくさんの展示内容に！

今回のリニューアルでは、展示エリアが球場南側に新たに開業する施設「甲子園プラス」に一部移転し、「PLUSエリア」「球場エリア」の2つに分かれます。両エリア同士は陸橋でつながれ、全体の展示面積が以前の1.25倍に！　広くなった館内には19のコーナーが設けられており、盛りだくさんの内容となっています。

【PLUSエリア】
ミュージアムゲート・栄光のヒストリー・ヒーロー列伝・名場面シアター・体験！タッチスタジアム・企画展コーナー・タイガースロード

【球場エリア】
甲子園への道・始まりの一球・ボールウォール4253・メモリアルコレクション・名勝負ギャラリー・プレイバックシアター・まんがと甲子園・甲子園ボウル・甲子園ヒストリー・バックスクリーンウォーク・バックスクリーンビュー

このうちPLUSエリアでは、従来から人気があったVRコーナーやドラフト体験コーナーに加え、球場リニューアル前の控え席が再現されています。選手が実際に使った野球用具に触れられる展示や、甲子園にまつわる数字のクイズコーナーが新たに追加。子どもでも直感的に楽しめる内容になっているようで、家族連れでも盛り上がれそうですね！

吉田義男氏「若年層向けの展示内容も充実」

同館顧問で阪神タイガース元監督・永久欠番選手でもある吉田義男さんは、「若年層向けの展示内容も充実しており、さらに多くの方にお越しいただける施設になることを願っている」とコメントを寄せています。

リニューアルによって、甲子園球場が観光スポットとしても盛り上がりそうですね！

【甲子園歴史館】
所在地：〒663-8152　兵庫県西宮市甲子園町1-82
場所：甲子園プラス2階（受付）・阪神甲子園球場外野レフトスタンド2階
入館料：大人900円（団体700円）・高校生700円（団体500円）・子ども（4歳～中学生）500円（団体400円）※団体は20名以上で要予約
開館時間：10:00～18:00（最終入館17:30）
※11月～2月は10:00～17:00（最終入館16:30）
※イベントにより変動あり
休館日：月曜日（試合開催日、祝日を除く）・年末年始
公式サイト：https://koshien-rekishikan.hanshin.co.jp/