『マラドーナ ～夢をつかんだ神の子〜』について

サッカー界の神の子と言われた、誰もが認める伝説のスター、ディエゴ・マラドーナ。『マラドーナ ～夢をつかんだ神の子〜』は、そんな彼の人生から着想を得て作られたオリジナルドキュメンタリードラマです。母国であるアルゼンチンで過ごした幼少期から、徐々にスターへの道を上っていくまでをリアルに描いています。

2021年10月より配信スタート。全10回、1回あたり約60分で構成されています。

主な登場人物

ディエゴ・マラドーナ（ナサレロ・カセロ、ニコラス・ゴルトシュミット、フアン・パロミノ）
フィオリート村出身で貧しかったものの、幼少期から天才的なサッカーの才能をみせ、徐々にスター街道を歩んでいく。

ホルヘ・シテルスピレール
幼少期からの友人でもあるマラドーナの代理人。

クラウディア・ビジャファーネ
マラドーナからの熱烈な愛情を受けて恋人に。後に結婚して妻となる。

ドナ・トタ
まるで恋人かのように息子・マラドーナを溺愛する母親。

ゴージョ・カリーソ
マラドーナの幼馴染。マラドーナが本格的にサッカーを行うきっかけを作った人物。

コッポラ
マラドーナのマネージャー。身の回りの世話なども献身的に行う。

エピソード1

うつろな目で海沿いを歩くマラドーナ。その後、自宅で気を失い、命に危険が迫ります。マネージャーが慌てて病院に連れていくも予断を許さない状態が続き、ついにその命の火が消えようとしていました・・・。

シーンは変わって、マラドーナの幼少期。彼は9歳でサッカーチーム「セボジータス」の入団テストに合格するほど、当時からその神業的なサッカーセンスで頭角を現します。類まれな能力を発揮し、チームを優勝へと導いたのです。

エピソード2

マラドーナは、かねてから一途に好意を抱いていたクラウディアと恋人同士に。夢だったナショナルチームでプレーすることになったマラドーナですが、ワールドカップのメンバーから外れてしまいショックを受けます。しかし、後にチームの優勝に貢献する主要メンバーになり、アルゼンチンの大統領から直接感謝を述べられるなど、まさにスター街道まっしぐら！　一方、アルゼンチン国内では、軍による独裁政治に対する不満が爆発寸前の状態で・・・。

エピソード3

サッカーチーム・ボカに移籍したマラドーナ。ここでも大活躍を果たし、チームの優勝に大きく貢献します。そんな時、根も葉もないメディアの情報にショックを受けた最愛の母親が倒れるなど、マラドーナにとって心配な出来事も・・・。アルゼンチンとイギリスによる領土を巡った争いが起こるなか、マラドーナたちはスペイン・マドリードに渡り、FIFAスペインW杯に出場しますが、残念ながら2次リーグで敗退します。

マラドーナが歩んだ波乱万丈の人生が垣間見れる

世界を行き来し、濃密な人生をサッカー人生を送ったスーパースター・マラドーナ。家族思いで愛情深い彼は、神の子と称され、世間の脚光を浴びる輝かしい人生を歩みながら、同時に闇も抱えていました。そんな相反する環境を懸命に生きるマラドーナの生き様は、だれにも真似できない、彼ならでは人生だったのだとあらためて感じさせるドラマになっています。世間で大注目のスター選手ゆえの影の部分も見事に再現されていますよ。当時の懐かしい映像演出も要チェックです！

	すぎさく。 自由でいたいエディター／ライター
	究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!?　その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。 著者のプロフィールを詳しく見る

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