『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』について

気象庁に勤める仕事熱心な予報士と、彼女の同僚である自由奔放な年下男子。ドキドキの社内恋愛模様は、天気のように予測不能で・・・。

『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』は、2022年2月12日からJTBCで放送されている韓国のテレビドラマです。Netflixでも同日より配信がスタートし、全16話、1話あたり約60分で構成されています。

『キム秘書はいったい、なぜ?』や『トキメキ☆成均館スキャンダル』でお馴染みの大人気女優パク・ミニョンと、『恋するアプリ Love Alarm』で一躍大ブレイクし、『わかっていても』で世の女性を虜にしたソン・ガンの共演でも話題となっていますよね。Netflixの「今日の総合TOP10」では第6位にランクインしていることからも、かなりの注目度の高さがうかがえます（2022年2月9日時点）。

主な登場人物

チン・ハギョン

気象庁に勤める、仕事熱心な天気予報士。社内恋愛で失敗した経験から、もう二度と同じ職場の人と恋愛はしないと決意するが、本庁に異動してきたシウのことを意識するように。

イ・シウ

若き気象予報士。どんな些細な情報も疎かにせず、予報には絶対的な確信がある。一方で、恋愛には鈍感。

ハン・ギジュン

気象庁の事務官で、ハギョンの元婚約者。仕事に忙殺される彼女とのすれ違いから不倫をしてしまい、そのまま婚約破棄。

チェ・ユジン

シウの元恋人。四六時中天気に関する話題を持ち出してくるシウに嫌気が差し、別れを切り出す。

小さなミスが大きな事態につながり・・・

同じ職場に勤める婚約者・ギジュンとの挙式を来月に控え、ドタバタと準備に追われていたハギョン。「もしかしたら雹が降るかもしれないから、一応課長に報告しては？」という部下からの電話にも、「確率が低いから報告はいらない」と、あっさり対応してしまいます。

しかし、その数時間後、突如ガラス窓にヒビを入れるほどの雹が降り始め、街は大騒ぎ。予報を出していなかった気象庁には記者が殺到し、ことの顛末を説明するよう言われます。

気象庁内では、なぜ雹の発生源を突き止められなかったのか、張り詰めた空気の中で話し合いが行われることに。自分の報告漏れがこのような事態を招いてしまったと反省するハギョン。そんななか、責任を問われた課長が心筋梗塞でそのまま倒れてしまい・・・。

若き天才予報士、登場

誰一人として発生源を見つけられなかった雹の件でしたが、ある一人の予報士だけが、この気象を予測していました。それは、気象庁の首都圏庁に勤める若き気象予報士、イ・シウ。ハギョンの部下に「雹が降るかも」と連絡しさせたのも、実は彼だったのです。

普段は鈍感で、恋人の自分への気持ちが薄れていることにも気づかない、のほほんとした性格ですが、天気のことになると別人のようにたくましくなるシウ。気象予報に絶対的な自信があり、今回の雹の原因もバッチリ突き止めていました。

運命の出会い

それから数日後、課長代理を務めることになったハギョンは、その日の気象予報の検討会を仕切ります。特に気になる情報の共有もなく、通常通り晴れの予報で進められようとしていたところ、首都圏庁のシウから「2、3時間後に大雨が降る」という意見が。

ほかの予報士は見逃してもいい雨雲だと言い張りますが、シウは、この雲はどんどん成長し、やがて大きな雨を降らせると主張。両者が言い合いをする中、最終判断を任されたハギョンは、根拠が乏しいという理由から、大雨特報は見送ることに。

またしても自分の意見を無視されたと憤ったシウは、知り合いであるハギョンの部下に直接交渉。ハギョンの許可なしに、大雨特報を出させたのです。

これに激怒したハギョンは、首都圏庁へ直行。「特報を出すのにいくらかかっているかわかる!?」と、安易に特報を出せない現場のリアルを伝えます。そんな時、空からふつふつを雨が降り始め・・・。

予測できない2人の関係!?

こうして初対面を果たしたハギョンとシウ。ここから、天気のように予測できない2人の社内恋愛がスタートしていきます。絵に描いたような美しい年の差カップルのドキドキ・ラブラブシーンに、キュンとすること間違いなし！　リアルに描かれた気象予報士の知られざる実態にも注目ですよ。

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	ひつじ ヒツジ／ライター
	韓国ドラマにハマったことがきっかけで、韓国文化全般に興味津々。推しドラマは「太陽の末裔」、「星からきたあなた」。絶賛おすすめ募集中です。あと、ほどよく辛くておいしいものが好きです。 著者のプロフィールを詳しく見る

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