『Solos ～ひとりひとりの回想録～』について

1話完結で、毎回登場人物は基本的に1人だけというユニークな作品。自分のこれまでの人生をじっくり語ったり、振り返ったり、自分自身をあらためて俯瞰したりと、人とのつながりにフィーチャーした心温まるオリジナルドラマです。

『Solos ～ひとりひとりの回想録～』は、2021年5月より配信スタート。全7回、1回あたり約30分で構成されています。

主な登場人物

エピソード1
レア（アン・ハサウェイ）
タイムトラベルに関する研究を行う天才科学者。実母が難病のため介護をしている。

エピソード2
トム（アンソニー・マッキー）
余命わずかとなるほどの病気を患い、自分の分身となる製品を購入する。

エピソード3
ペグ（ヘレン・ミレン）
独身で、これからの未来は宇宙で生活することを決意する。

エピソード1

タイムトラベルの研究を熱心に行うレア。プライベートでは、難病の母を介護する日々を過ごします。レアには、どうしても未来に行きたいという願望があり、仕事づけの毎日を送っていました。そんなある日、ついに未来の自分との交信を成功させた彼女は、同時に過去の自分ともモニターを通して対面することに。そこで明かされるレアの本心とは・・・!?

エピソード2

重い病気を患い余命宣告を受けていたトムは、ある決断をします。それは、残された家族を思い、自分そっくりのクローンロボットを購入すること。実際にクローンと対面すると、外見は自分と瓜二つ。最初こそ攻撃的なトムでしたが、自分がこれまで生きてきた人生や家族への思いを吐露するうちに、自分を俯瞰してさまざまなことに気付いていきます。

エピソード3

70歳を超えるペグは、自ら志願し、これからの人生を宇宙空間で過ごすことに。宇宙船の中では、幼少期の父との思い出や青春時代の淡い恋、大切な人へ伝えたかった本当の想いなど、これまで歩んできた人生を振り返ります。ずっと本心を言えずに生きてきた彼女は、これからどう生きたいのかをじっくり自問自答し、ようやく答えを見つけ出すのです。

派手さはないけど心にぐっと来る作品！

登場人物が基本1人というユニークな設定のオリジナルドラマ。主人公たちはそれぞれ心に秘めた闇を抱えており、それを話すことで彼らの心が次第に変化していく様子が、画面を通して伝わってきます。それぞれの人生の悩みは、ともすればだれもが経験する可能性があるものばかり。それだけに共感性も高く、ぐっと引き込まれてしまうハートフル＆没入度満載のドラマですよ！

	すぎさく。 自由でいたいエディター／ライター
	究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!?　その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。 著者のプロフィールを詳しく見る

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