POSTED BY わたなべ　たい掲載日 APR 9TH, 2021

【おひとり様大作戦】「東京で暮らすように泊まる」小さな隠れ家ホテル

ニューノーマルな時代だからこそ注目の“おひとり様”。おひとり様歓迎の宿やソロキャンプ、ソロサウナ、ひとり焼き肉・・・。巷には“ぼっち”を楽しむスポットがいっぱい！　そんな、おひとり様はもちろん、1組や1グループで楽しめるスポットやアイテムを紹介する「ひとりを楽しむ“最高ぼっち”大作戦」。今回は、東京の隠れ家ホテル「ホテルヴィンテージ（Hotel Vintage）」を紹介します。

ペントハウスにしたい1フロア1ルームのプライベートホテル

銀座や日本橋からもほど近い、新富町にある「ホテルヴィンテージ（Hotel Vintage）」。オフィスビルやマンションに囲まれた中で、ひときわ異彩を放つ市松模様の外観が印象的。

空に伸びていくような細長い10階建てのホテルなのですが、実は駐車場だった狭小地をうまく利用できないかと考えた結果、1フロア1ルーム、全9室という隠れ家のようなスモールラグジュアリーホテルになったとのこと。この茶色とシルバーからなる市松模様のファサードも、その日の天気や湿度によって色を変えるんだとか。

一見ではホテルとはわからない秘密めいた雰囲気に好奇心をそそられますが、客室へはフロント奥の黒い扉を開けて外エレベーターを使う、ホテルとしてはかなり珍しい造り。

狭小地というハンデを逆手にとり、1フロア1ルームという、客室スペースをより広くとるためのアイデアが生かされているのです。

本当は誰にも教えたくない秘密の隠れ家

プライベート感たっぷりの1フロア1ルームの客室は、ペントハウスやセカンドハウスを思わせるような非日常感とぬくもりが絶妙のさじ加減。2～7階にツインタイプのジュニアスイートが6室、8～10階にハリウッドツインタイプのスーペリアスイート3室をレイアウト。

どちらの客室も広さは約30平方メートル。板張りの床にグレイシュブルーやオフホワイトの壁面、大きなソファー、観葉植物など、インテリア雑誌から抜け出してきたような居心地のいい客室は、まさにセカンドハウスや隠れ家にするのにぴったりな趣。

靴を脱ぐスタイルということも手伝って、我が家のようにリラックスしてしまいます。

木や革、スチールなどを巧みに使ったインテリアも、すべて職人によるハンドメイド。全客室にシモンズのベッドが備えられていますが、スーペリアスイートの幅240cmの超特大キングサイズベッドは雰囲気たっぷり。ちょっと広めのラナイ風のベランダもあり、部屋でのんびり1日中過ごしたいと思わせるゆるやかな時間が流れます。

ヴィンテージワインのように熟成していくホテル

居心地のよさにこだわった空間の秘密はというと・・・。市松模様の外観や客室のハンドメイドの家具などを含め、時を経るごとにこの街や人に溶け込んでいく、熟成されたワインのような“ヴィンテージ”な存在になりたいとの思いが込められているんです！

◆ホテルヴィンテージ（Hotel Vintage）◆
住所：東京都中央区入船2-10-7
料金：1泊素泊まり1名1万5,400円～
CHECK IN／OUT：15：00／10：00
客室数：9室
アクセス：東京メトロ「新富町駅」7番出口より徒歩3分
URL：https://seven-garden.com/ja/hotel/vintage

※2021年4月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります