POSTED BY ノーヴィス編集部掲載日 APR 30TH, 2021

【JAL客室乗務員がタクシー乗務ガイド】日本初の試みが出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」で準備中！

島根県出雲市の名所を案内する「出雲周遊観光タクシーうさぎ号」が、もっと旅が素敵なものになる新たな試みの提案を進めています。その内容は、なんと「JAL 客室乗務員」が専属ガイドとして同行してくれるというもの。出雲市とJALによって「出雲の観光イメージアップ事業」として進められている国内初の試みです。

出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」に乗務予定

今回、新たな出雲旅のひとつとして提案されているのが、JALが進める「JALふるさとプロジェクト」の活動において20名の客室乗務員が「JALふるさと応援隊」として活躍してくれる、国内初となる取り組みです。

共同記者会見の様子（左からJAL山陰支店澤山支店長、客室乗務員の瀬沼さん、出雲市伊藤副市長）

島根県出雲市の名所を案内してくれる「出雲周遊観光タクシーうさぎ号」に、JAL客室乗務員がガイドとして乗務する予定。通常のツアーでは訪れられない場所や公共交通機関では訪れにくい場所へタクシーならではの機動力で案内してくれる「うさぎ号」が、さらに魅力的になるというわけですよね。

※JAL客室乗務員によるガイドは、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みながら開始される予定です

現地研修で出雲市の魅力を習得

2021年4月には、JAL客室乗務員20名を対象とした研修も実施されました。うさぎ号で訪れるスポットの情報はもちろん、タクシーガイド特有の課題や、実際に利用者から寄せられることが多い質問、出雲市の概況や特産品、出雲観光協会が造成している着地型旅行商品の事などについて、座学と現地研修を交えながら学んだそう。

また、JAL客室乗務員は、うさぎ号のガイド予約がない日は、出雲大社近くの観光案内所「神門通りおもてなしステーション」にて観光客の案内業務も携わる予定とされています。

「森、海、郷、美、湯」をテーマにした9コース

うさぎ号は、2021年4月1日（木）から新たに9コースが設定されています。いずれもガイド付きの案内が満喫でき、公共交通機関ではアクセスが難しいパワースポットへ訪れたり、特別な食事を堪能したりと、思い出に残る旅が満喫できる内容とされています。

【コース一覧】
・海の出雲ご朱印の旅：10,000円～14,000円（出雲大社、日御碕神社、長浜神社など）
・海の出雲国引きと国譲り出雲神話の旅：10,000円～14,000円（出雲大社、奉納山公園、稲佐の浜、長浜神社など）
・海の出雲神々由縁の地を巡る：12,000円～18,000円（出雲大社、稲佐の浜、日御碕神社など）
・郷の出雲出雲路縁結び3社参りの旅：12,000円～18,000円（出雲大社、玉作湯神社、八重垣神社など）
・郷の出雲日本酒発祥の地 “出雲”その由縁と蔵元を巡る旅：12,000円～18,000円（佐香神社、蔵元(3軒)、万九千神社など）
・郷の出雲良縁祈願の旅：10,000 円～14,000 円（出雲大社、宇美神社、木綿街道など）
・森の出雲ご朱印の旅：10,000円～14,000円（出雲大社、須佐神社、万九千神社など）
・美の出雲ご朱印の旅：10,000円～14,000円（出雲大社、御井神社、那売佐神社など）
・湯の出雲美肌の湯と疫病退散祈願の旅：10,000円～14,000円（出雲大社、出雲井神社、
小田温泉など）
※料金は参加人数によって変わります
※各コース所要時間5～6時間程度
※「うさぎ号」のガイドに客室乗務員を指名することはできません