POSTED BY 青山沙羅掲載日 JAN 13TH, 2021
【世界のニューノーマル最前線・NY】私がフードデリバリーを利用しない理由

アメリカ合衆国ニューヨーク在住のフリーランスライター青山沙羅が、現地のニューノーマルな生活をルポする当連載。
コロナ禍でニューヨーク市は、2021年1月現在店内飲食禁止中。そんな状況も手伝って、ニューヨーク市でもフードデリバリーサービスが人気となっています。しかし、筆者は基本的には利用していません。今回はその理由をまとめてみます。
ニューヨーク市の主なフードデリバリーサービス

ニューヨーク市のフードデリバリーサービスは、ウーバーイーツ(Uber Eats)、グラブハブ(Grub hub)、ドアダッシュ(Door Dash)の3つが有名。それぞれお得なクーポンが利用できたり、取り扱い店(レストラン)が異なったりと、特徴が違います。有料、有料会員になると無料、●●ドル以上で無料など、デリバリー代もそれぞれなので注意したいところ。
私がフードデリバリーサービスを利用しない理由

デリバリーサービスは、ほとんどがアメリカ発祥(横着者が多いから?)と思われますが、筆者は利用したことがありません。
なぜなら、NYCでもマンハッタンに住んでいないから

筆者の住むエリアは、マンハッタンから地下鉄で30分程度のNYCクイーンズ区、庶民的な住宅街で近辺におしゃれな店はありません。地元でデリバリーサービスの対象店は、ファストフードやファミレスなどが多く、選べる店がないのが理由。小さなレストランなどは、結構な手数料が必要なデリバリーサービスを使う余裕がなく、ピックアップのみも多いので、直接買いに行きます。
なぜなら、NYCは外食が高いから

NYCは外食にかかる代金が高いです。賃料が高額なことが大きな理由のひとつで、特にマンハッタンはカジュアルな店でも、東京の2倍以上の価格かも?
NYCのマンハッタンに住むことのできるお金持ちは、基本的には自分たちで料理をせず、ほぼ外食。そのため住居のキッチンはインテリアのひとつであり、素敵ですが実用的なつくりになっていません。実際に「汚れると嫌なので、キッチンは使わない」という声を聞いたこともあります。
また、マンハッタンのレストランの多くは富裕層と観光客向けなので、庶民にとって外食はたまの贅沢。下記のような店のデリバリー注文が筆者の夢。しかし残念ながら、我が家は配達地域対象外(笑)。
ミシュラン3つ星の高級鮨店 鮨ボックス 800ドル
現金払いで有名だったステーキハウス(ついにデリバリー開始。カード払可)
周りの人に利用感想を聞いてみた
参考までに、周りの人にフードデリバリーサービス利用の感想を聞いてみました。
Aさん サービス料とチップも自動的にチャージ

NYCクイーンズ区のAさんが、チェーン店のピザ屋でピザ(ラージサイズ)とコーラ、チキンウィングをオーダー。デリバリー代1.99ドルのほか、サービス料3ドル、チップ2ドルが自動的に上乗せされていました。
デリバリーサービスで「7ドル」余分にチャージ。支払い合計は約40ドル。便利さには当然お金がかかりますね。
Bさん たったこれだけの量?

NYCマンハッタンに住むBさんが、タイ料理のデリバリー(50〜60ドル)をオーダー。届いてみたらびっくりするほど量が少なくて唖然。タイ料理は比較的リーズナブルなはずですが、デリバリーの容器に詰められた量を見ると、店内でお皿に盛ってサービスされる量も実際には少ないのかもしれません。
レストランで働いていたCさんから聞いた話
レストランに勤めていたCさんから聞いた話。ただし、コロナ禍以前(店舗はコロナ禍で閉店)の内容で、配達員の個人差もあると思います。
配達員はテンションが低め

フードデリバリーサービスの配達員に対して、利用客からのチップは任意。レストラン勤務の配達員と違って、デリバリーでチップは確実ではありません。相当数こなさないと収入も良くないらしく、配達員はテンションが低めで、動きがスローだったとのこと。
配達員が注文品を取りに来ない

朝、店舗に出勤すると、未配達品の山。夜に入ったオーダーを配達員が取りに来ないそう。オーダーはキャンセルになったのか、配達員が面倒臭くなって取りに来なかったのか不明。配達員が未回収の場合は、デリバリーサービス会社の費用負担らしいですが、食を無駄にするのはもったいないですよね。
筆者がデリバリーサービスを利用しない理由は諸々ありますが、NYCイチの専属シェフ(主人)が我が家にいるので必要ないことが、実は最大の理由だったりもします(笑)。
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![]() | 青山沙羅 |
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はじめて訪れた瞬間から、NYにひと目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、2009年ついに上陸。 旅の重要ポイントは、その土地の安くておいしいものを食すこと。 特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、「やられたら、やり返せ」。 プロ・フォトグラファーの夫とNYでふたり暮らし。共同著書『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日(PIE International、2020年3月)』。 |
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