乗鞍岳の山小屋で「防災食レストラン」がオープン

今回紹介するのは、長野県・乗鞍岳にある山小屋「冷泉小屋」に2日間（2021年10月16日～17日）だけ限定でオープンするレストラン「Emergency Food Restaurant LIFE PLATE」です。

ポータブル電源メーカー「EcoFlow Technology Japan」が、災害による停電発生時の食体験をアップデートし、ポータブル電源が実現する新しい防災の可能性を発生するため開発した、これからの非常食『LIFE PLATE』を味わうことができるというものです。

「非常食を、希望食に。」というコンセプトのもと、防災食アドバイザー・今泉マユ子さんの監修を受けてつくられたLIFE PLANET。「時短」、「節水」、「あまりもの利用」という3つの特徴を持ち、さらに、「常備菜として1週間保存可能」、「体温を上げ免疫力を向上」など、停電発生時の私たちの課題に応える料理とされているのも特徴です。栄養摂取だけでなく、被災時に落ち込みがちな気持ちを、温かい食事を通じて少しでも前向きなものにすることに貢献したいと考えられているそうですよ。

オフグリッドな環境で作る非常食

Emergency Food Restaurant LIFE PLATEは、電気やガスが通っていない山小屋で開催されるのも大きな特徴です。災害時に近い状況のなか、ポータブル電源によって電子レンジなどの調理家電を稼働が可能となり、ストレスなくおいしい食事を楽しむことができるというヒントが詰まっているというわけですよね。

LIFE PLATEの料理例

ここからは、LIFE PLATEの料理の一部を紹介します。実際はコース料理として提供されるので、多様な料理を体験することができますよ。

タイムカプセル温サラダ ～1週間、冷蔵保存できる「災害常備菜」～

災害時に最も不足しがちな栄養素は、備蓄が難しい野菜から摂れるビタミンやミネラル、食物繊維とされています。ありものの野菜を使い、酢の作用で保存効果を高めた、災害時のあたらしい常備菜となる万能のピクルスサラダです。

+1℃ジンジャースープ ～食後６時間の免疫を上げる保温食～

体温が１℃低下すると免疫力が約30%下がってしまうと言われています。こちらは、生姜は加熱することでからだ全体を芯から温めてくれる生姜を使用したスープ。さまざまな病気のリスクから守ってくれる保温食です。

ワンスプーン・チーズリゾット ～一食分のエネルギーを満たす濃厚な一口～

大きなストレスがかかる災害時は、通常時の1.4倍～2倍のカロリーが必要だと言われています。食欲不振に陥ることも多い災害時に、簡単かつ一口でしっかり栄養補給ができるように開発されたチーズリゾットです。

60分入替制で合計7回開催

Emergency Food Restaurant LIFE PLATEは、2021年10月6日（土）に3回、10月7日に4回の合計7回開催されます。各回とも60分制の入替制とされるので、混雑することなく安心して過ごすことができそうですよね。

「冷泉小屋」前の道路「乗鞍エコーラインは」マイカー規制が敷かれていますが、乗鞍観光センター付近から専用マイクロバスで送迎してもらうことができますよ。

災害時はもちろんアウトドアのお供にも

今回Emergency Food Restaurant LIFE PLATEを企画したのは、ポータブル電源メーカーの「EcoFlow Technology」です。「クリーンな電力」へ「誰でも簡単にアクセスできるような社会」を実現すべく設立された会社。

ポータブル電源は、災害時はもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンでも頼りになる存在になるはずです。気になる人は同社の製品をチェックしてみてくださいね。

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