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『ヴォルテール高校へようこそ』について

舞台は1960年代のフランス。まだ男尊女卑が当たり前だった時代、男子校のヴォルテール高校は女子生徒を受け入れ、男女共学制に。しかし、初めての試みということもあって、生徒同士はもちろん、教師間や生徒と教師の間でもさまざまなトラブルやハプニングが続きます。女子と男子、そして男子間でも対立が生まれ・・・。そんな青春を描いた学園ヒューマンドラマです。

『ヴォルテール高校へようこそ』は、2021年6月より配信スタート。全8回、1回あたり約40分で構成されています。

主な主要人物

ミシェル（レオニー・スーショー）
本作の主人公。男女共学となったヴォルテール高校に入学した女子生徒。秀才の兄を持つ。

シモーヌ（アヌーク・ビレミン）
家族と離れて暮らす、ヴォルテール高校の女子生徒。ミシェルと仲良し。ピエールに恋心を抱いている。

ポール（ピエール・ドゥラドンシャン）
ヴォルテール高校で生徒指導を行う、真面目さと優しさを兼ね備えた教師。ミシェルの叔父でもある。

アニック（ルーラ・コットン・フラピエ）
ヴォルテール高校の美人女子生徒。勤勉で成績も良いが、家庭では問題を抱えている。一匹狼タイプのしっかり者。

ロブラック（ガスパール・マイヤー）
ヴォルテール高校の男子生徒で、ミシェルたちのクラスメイト。農家に居候している。

ピション（ネイサン・ペアレント）
ヴォルテール高校の男子生徒。優しく温厚な性格でいじられやすいキャラ。

デカン（ヴァシーリー・シュナイダー）
ヴォルテール高校の男子生徒で、典型的ないじめっ子。いじめをしていたことが原因で喧嘩になり、片目を失明。

ピエール（バティスト・マッセリン）
ミシェルの兄。両親や教師からの期待も大きい秀才。

カミール・クレ（ニナ・ミュリス）
ヴォルテール高校に非常勤教師として勤務。優しく接してくれるポールに次第に興味を抱く。

エピソード1

1963年のフランス。男子校だったヴォルテール高校は、初めて女子を受け入れて男女共学に。しかし、男尊女卑が色濃く残る時代だけに、さまざまなトラブルが発生します。そこに入学したミシェルは、同じクラスになった女子生徒・シモーヌと仲良しに。ある日、いじめっ子のデカンがミシェルにいたずらをしたことで、同校に通うミシェルの兄・ピエールは怒りを爆発させ、喧嘩が勃発。秀才として両親や学校から期待されていたピエールが、あわや退学の危機に・・・。

エピソード2

校内での喧嘩で、デカンの片目を失明させてしまったピエールは、退学か否かを決定する委員会にかけられることに。しかし、委員会の直前、ピエールがデカンによってトイレに閉じ込められてしまい、絶体絶命の大ピンチ！

一方、ミシェルのクラスでは、誰が学級委員長になるかという話題に。委員長になる条件は、教師から出された質問に正解すること。正解を知っていたアニックは、ピションにこっそり正解を教えますが・・・。

エピソード3

ミシェルたちのクラスでは、ある授業で2人1組で発表をすることになり、ミシェルはシモーヌと、ピションはアニックとペアに。聡明で美人なアニックとのペアに、ピションは密かにウキウキ。発表に向けてミシェルたちは自宅で準備をすることになり、シモーヌはピエールにドキドキ。一方、ピションも自宅にアニックを招き発表の準備をしますが、緊張してなかなか集中できません。そんな時、校内で恒例の教師VS生徒によるサッカーの試合が開催されることに。

センシティブな問題にフィーチャーした今までにない学園ドラマ！

今でこそ当たり前の男女共学ですが、1960年代のフランスではまったく違う境遇。新たに導入された男女共学によって生じる、校内での女子生徒へのあたりのつらさや偏見など、さまざまなトラブルをリアルに描いています。

男女の生徒間にとどまらず、生徒と教師、同性にも関わらず女子生徒へひどい対応をする教師もいて、男女共学による問題は山積み状態。そんな現代とは異なる状況が、いったいどう変化していくのか・・・。いろいろと考えさせられるヒューマンドラマになっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

	すぎさく。 自由でいたいエディター／ライター
	究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!?　その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。 著者のプロフィールを詳しく見る

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