業務用テント製作の知識を生かし、個人向けテントの製作へ

北海道でイベント用のドーム型テントの製作やレンタルサービスを展開している「Yukku Otsu」から、個人用アウトドアテントの製作プロジェクトが立ち上がりました。これまで業務用テントを製作してきた経験を生かし、アウトドア用の個人向けテントにも活用していこうというプロジェクトです。

15分で設営できる「ワンタッチドームテント」

以前はイベントステージの設営に2〜3時間要していたところ、ワンタッチ式ジョイント金具の開発により、設営時間の短縮に成功。これは実用新案権を取得した同社の独自技術で、直径約4m×高さ約2mのドームテントが、慣れれば15分程で設営できるようになるのだそう。

テント設営には何かと時間がかかってしまうものですが、これならビギナーでも気軽にキャンプを楽しめそうですよね。

重量約20kgと軽量＆コンパクト

骨組みを竹製にすることで軽量化を実現し、総重量は約20kgに抑えられています。収納サイズは、25cm四方の長さ125cmのバッグに収まるほど。大型車なら車内に積載も可能ですね。

南極基地に利用される耐風設計

大きなテントだと気になるのは、設営後の強度。「ワンタッチドームテント」のドーム構造は南極基地に利用される流線型が採用されているため、高い耐風性も備えられています。

雨の日も安心の防水シート

骨組みを覆うシートは、ナイロン製で撥水加工済み。一般的なアウトドアテント用と同等のシートが採用され、急や雨や雪にもしっかり対応してくれますよ。

2022年2月11日（金）まで支援募集！

今回紹介した「ワンタッチドームテント」は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE（キャンプファイヤー）」にて2022年2月11日（金）まで支援が募集されています。キャンプをさらに本格的に楽しみたいと考えている人は、応援購入を検討してみてはいかがでしょうか。

■ワンタッチドームテント
・目標金額：1,000,000円
・支援金額：税込120,000円
・リターン：ワンタッチドームテント1基、説明書
＞＞＞詳細はこちらから

クラウドファンディングとは？

「新しいモノやコトを創出したい。でも資金調達が難しい・・・」そんな想いを持った人達のプロジェクトを、インターネットを介して後押しできるサービスです。

「群衆（クラウド）」と「資金調達（ファンディング）」の組み合わせから「クラウドファンディング」という言葉が生み出されました。起案者がサイト上でプロジェクトを展開し、それに魅力を感じた人（支援者）がモノやコトを購入することで同プロジェクトに支援できる仕組みです。

これまでは、「金融機関からの融資」や「投資家などからの出資」に頼ることが一般的でしたが、手軽でスピーディに資金を調達するための手段として、クラウドファンディングの活用が盛況になってきたのです。拡散性の高さやテストマーケティングにも有用であることも魅力の一つではないでしょうか。

これまで埋もれてきたような起案者が描く未来をみんなで支援する。支援しながら新しいモノやコトを一足先に体験する。そんなニューノーマルな体験がインターネットを使って誰でもできる世の中になったというわけですよね。

取材協力：CAMPFIRE

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	minacono ミナコノ／ライター
	日本とカナダで観光業界に勤務。旅行会社、現地ツアーオペレーター、航空会社、観光局、いろんな分野で旅と関わってきました。現在はフランス在住。美味しい食べ物とお酒がうまく出会った時すぐ感動する。 著者のプロフィールを詳しく見る

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