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改造人間同士の戦い「機関拳闘」

『Levius（レビウス）』は、中田春彌の同名の漫画作品を原作に、3Dアニメーション技術でダイナミックに描かれたNetflixオリジナルアニメシリーズ。戦争によって父親と自身の右腕を失い、母親も植物状態となってしまった孤独な少年・レビウスが、人体に機械を融合させて戦う「機関拳闘」に参加し、圧倒的才能を開花させていくストーリーです。

2019年11月28日より、Netflixにて配信がスタート。全12話、1話あたり約25分で構成されています。また、2021年1月9日からはTOKYO MX、BS11にて地上波放送も開始されました。

主な登場人物

レビウス・クロムウェル

階級「Grade-Ⅲ」のルーキーで、現在21位にランク。かつての戦争で父を失い、母親は重傷。自分も右腕を失ってしまったが、元拳闘士の伯父・ザックとの出会いをきっかけに、機関拳闘士として戦う道を選ぶ。

ザックス・クロムウェル

通称“ザック”。レビウスの伯父であり機関拳闘のトレーナー。かつて地下拳闘のプロだったが、左目に病気を発症し引退。レビウスに戦いの基礎を教える。

ビル・ウェインバーグ

ザックスジムの専属技師。ザックに誘われ、軍の医療技師から機関拳闘技師に転向した。レビウスの目覚ましい活躍に伴い、ビルの知識量と技術も機関拳闘士界から注目されるように。

ナタリア・ガーネット

ザックスジムに所属する「Grade-Ⅲ」機関拳闘士。孤児院育ちで、ザックの家に居候している。レビウスをライバル視している。

マルコム・イーデン

「Grade-Ⅲ」5位にランクするベテラン機関拳闘士。全盛期は「Grade-Ⅱ」のランカーだったが、年齢的な衰えもあり「Grade-Ⅲ」に降格。「Grade-Ⅲ」では対戦相手をすべて殺している。

ヒューゴ・ストラタス

「Grade-Ⅲ」最強の男。屈強な身体と強靭なパワーを持つ。巨大ジム・ティモールジムの御曹司で、機関拳闘のエリート。

Dr.クラウン

軍産複合体の超巨大企業アメジストの最高幹部。レビウスに強く関心を抱いている。

謎の美少女

クラウンのそばにたたずむ謎の美少女。過去にレビウスと関係あり・・・？

未完の大技「スピンフック」

かつてプロ拳闘士だった伯父・ザックのもとでトレーニングを積むレビウス。彼はその類稀なる才能を発揮し、「Grade-Ⅲ」クラスでの連勝記録を更新し続けていました。

レビウスの必殺技は、回転を加えながら勢いよく右腕をぶつける「スピンフック」。一撃で相手を倒すほどの威力を持っている反面、発動時に側頭部が無防備になること、片腕への負担が大きいことなどから、ザックには「未完成のまま試合で使うのは禁止だ」と、使用を止められてしまいます。

しかし、彼にはあの技にこだわる理由があって・・・。

戦いの最中で求めるもの

「Grade-Ⅲ」18位の格上、フロイド・アンダーソンを戦うことになったレビウス。ザックからは「あの技は使うな」と念を押されます。

しかし、開始早々相手の素早い攻撃を喰らったレビウスは、反撃に出るため「スピンフック」のモーションに。フェイクを入れ、そのまま回転して右腕をぶつけようとしますが、懸念点であるがら空きの側頭部を攻撃され、不発に終わります。

それでも、相手を倒すにはこれしかないと、再び一発OKを狙うレビウス。相手の攻撃を交わしながらなんとか隙を狙います。そんな自分の忠告を無視するレビウスを見たザックは、以前母親と交わした「あの子は何かを探しているのかもしれないね」という会話を思い出し、彼が抱えている、ある想いが脳裏に思い浮かび・・・。

そして物語は、レビウスの辛く、暗い過去へと遡るのでした。

レビウスの謎に包まれた過去とは・・・？

「機関拳闘」に没頭し、強者を倒していくレビウス。その強さに隠れた彼の謎に包まれた過去や想いが、次々と明らかになっていきます。彼は何のために戦っているのか。若く美しい拳闘士・レビウスの運命が今、切り開かれようとしています。

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	ひつじ ヒツジ／ライター
	韓国ドラマにハマったことがきっかけで、韓国文化全般に興味津々。推しドラマは「太陽の末裔」、「星からきたあなた」。絶賛おすすめ募集中です。あと、ほどよく辛くておいしいものが好きです。 著者のプロフィールを詳しく見る

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