POSTED BY わたなべ　たい掲載日 JUN 9TH, 2021

【今こそ見直したい手元供養】大切な人といつも一緒にいられる「お守り」とは

きらめく光を放つペンダントや、ちょこんとリビングに置いておきたい小物入れ。フォルムやカラーリングも素敵なこれらですが、実は本来は“ない”方がいいアイテムだったりするのです。だってこれは、“お守り”になってしまうから・・・。今回は、そんな秘密めいた、大切なひとと一緒にいることができるアイテムを紹介します。

アクセサリーや小物入れかと思う洗練されたデザイン

光り輝く上品な小さなストーンをあしらったペンダント・・・。

コスメポーチを思わせるスタイリッシュなケース・・・。

木目が映えるコロンとしたかわいらしいラウンドフォルム・・・。これらはただのアクセサリーや小物入れではありません！　仏事関連総合サービスを行う「メモリアルアートの大野屋」の商品なんです。　

“エッ、大野屋ってアクセサリーも扱っているんだ！”。いえいえ、そういうことではありません。これらの商品は、すべて手元供養商品と呼ばれるもの。“最愛の故人をいつも身近に感じていたい”“大切な人にいつも見守ってほしい”などという願いを叶えるアイテムなのです。

大切な人の遺骨・遺灰・思い出の品と一緒に

一般的なアクセサリーやケースみたいでしょ！　“手元供養”とはあまり馴染みのない言葉ですが、故人の遺骨や遺灰を収めることができ、身に着けたり、自宅に置いておけるもの。

遺骨や遺灰はもちろんのこと、容量は小さいですが、髪の毛や小さな遺品などを収めることも。最愛の人といつも一緒にいることができる安心感や見守ってもらえることで、より故人を身近に感じることができるのです。

ジュエリータイプの手元供養商品「ソウルジュエリー」はペンダントに加え、リングやブレスレットなどがあり、ミニ骨壺も20種類を超えるさまざまなタイプがそろえられています。

いつも近くに・いつも見守ってくれる“大切なお守り”

取材時も、そのスタイリッシュな雰囲気やカラーリングに驚きを隠せなかったほど。身に着けても、バッグの中に入れても、自宅リビングに置いても違和感がなく、故人との深い絆がす～っと溶け込んでいきそうな装い。

現在はインターネットでも販売されており、20％ほどがインターネットでの購入者。パートナーとの別れが寂しい、子どもとの思い出をつなぎとめたい、忘れたくない、ずっと身近に寄り添っていたい、などの理由から購入を決める人が多いのだそう。お墓はお墓としてもち、毎日会える心の寄りどころ、お守りとしての側面もあるそうです。