POSTED BY ノーヴィス編集部掲載日 AUG 18TH, 2021

【ユニークな動く宿】災害時も役立つ「コンテナホテル」が佐賀県にもオープン

泊まれる学校や、泊まれる書店などなど、さまざまなユニークなホテル・宿が登場して楽しませてくれていますよね。そんな変わり種の宿泊施設のなかでも、災害時にも役に立つホテルとして注目されているのが「HOTEL R9 The Yard」です。建築用コンテナモジュールを使用したホテルですが、移動させることができるので災害時の避難所としての役割も担う、頼もしいもの。同ホテルは、全国各地での開業を進めていますが、2022年4月には佐賀県でも新たに開業が予定されています。

1棟貸し切りの「泊まれるコンテナ」

HOTEL R9 The Yardシリーズは、建築用コンテナモジュールを用いた新感覚の宿泊施設です。コンテナといっても、上質なベッドやゆったりくつろげるユニットバス、冷凍庫付き冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機などが設置されているので、室内では不自由なく快適に過ごせるのが特徴の一つです。

1室13平方メートルとコンパクトなサイズとしながら、隣室と壁を接していなく静寂性とプライバシーがしっかり確保されているのもうれしいところですよね。

有事の際は移設＆避難所代わりに

また、コンテナユニットとされているので移設することができるのもポイントです。災害などの有事の際は被災地に移設し、レスキューホテル代わりにすることができるというわけです。

実際に、2020年4月には、長崎市内に停泊したクルーズ船における新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、同ホテルの有事出動を行い、迅速な配備や快適性が政府・自治体関係者に高く評価されたそうです。また、2020年6月には、東京都三鷹市と東京都千代田区へPCR検査体制強化のために出動し、医療従事者の負担軽減のために現在も使用されているそうです。

■HOTEL R9 The Yard 江北（ホテルアールナインザヤードコウホク）

【施設場所】佐賀県杵島郡江北町佐留志2085-1

【敷地面積】2,291平方メートル（693坪）

【オープン日】2022年4月予定

【予約受付開始日】2022年3月予定

【料金ダブルルーム2名（13平方メートル）】1名5,000円/泊～、2名7,000円/泊～

【料金ツインルーム2名（13平方メートル）】1名5,000円/泊～、2名8,000円/泊～

公式サイト　https://hotel-theyard.jp/kouhoku/

いつもとは少し違う施設での宿泊体験はきっと思い出になるはずですよね。自然災害も増えている昨今、避難所としても活躍するこのようなホテルはさらに注目を集めるはずです。同ホテルの開業によって全国で合計40施設となるので、近くに訪れる際は利用を検討するのもいいかもしれませんよね。