POSTED BY ターキー掲載日 MAY 11TH, 2021

【関西エリアおすすめ秘境グランピング4選】誰にも邪魔されない時間がそこにある！ロケーション・設備・遊びを徹底解説

【2021年6月4日更新】手ぶらで訪れても快適なキャンプ体験が満喫できるとあって、ますます人気を集めているグランピング。豪華テントにベッドや電化製品が備えられていたりと、アウトドア初心者でも不安なく楽しめるのが魅力の一つですよね。そこで今回は、日経トレンディ発表の「2021年ヒット予測ランキング」でも話題となった「秘境グランピング」のおすすめスポットを厳選して紹介します。兵庫・和歌山・滋賀の、関西エリアで今行きたい注目施設ばかりですよ！

グランピングとは？

「グランピング」とは、「グラマラス」と「キャンピング」を合わせた造語です。直訳すると「華やかなキャンプ」ということになりますね。もともと海外で人気のレジャーでしたが、2015年頃から日本でもブームとなりました。一般的なキャンプと異なり、テントやテーブル、調理器具、食材などを施設が用意してくれるので、誰でも気軽に手ぶらキャンプが楽しめるのも特徴です。

宿泊施設はテントに限らず、トレーラーハウスやコテージなど、さまざまなタイプが登場しています。施設の場所も、山中からビーチ沿い、船上や都会のビルの屋上まで、新スポットが続々と誕生し、人気を集めています。

関西エリアの秘境グランピング4選

ここからは、関西エリアのおすすめ秘境グランピング施設を4カ所紹介していきます。いずれもアクセスがしにくい秘境。人気（ひとけ）の少ない大自然のなかで、日常を忘れられるひと時が体験できるはずですよ。

立杭てらす（兵庫県）

三田西ICを降りて車で約15分ほど。多紀連山の主峰・御嶽や西ヶ嶽などの自然に囲まれる兵庫県丹波篠山市に位置する、「ワタシグランピング」をコンセプトに掲げ2020年10月にオープンした手づくりサイトが特徴のグランピング施設です。

同スポットでは、写真の大型テント「オニオン」で一夜を満喫することが可能です。タマネギ型のテント内はベッドが4台置けるほどの広さ。3人掛けのソファーや1人掛けソファー、テーブル、エアコン、冷蔵庫も設置されているので、ホテルに滞在しているかのような快適な時間を過ごすことができるのです。

他にも、立杭焼きで使われるのぼり窯のような形をした縦型の「のぼり窯」や、大きな窓から自然や夜空が見渡せる「マロン」といった個性あふれる客室で秘境グランピングを満喫できますよ。

また、テント外にはガスレンジやタープ、ハンモックなども備えられているので、大自然を感じながらバーベキューなどを味わいながらくつろぐことも。夜には焚火を囲みながら星空を眺めて日常を忘れるのもいいかもしれませんよね。

丹波焼や名産の豆や栗、オーナーの田んぼで収穫された米などが販売されている売店も見逃せません。無料レンタルの調理道具もあるので、購入した名産を味わうのもおすすめです。

他にも、日本六古窯にも数えられる本場「立杭焼」の陶芸体験（要予約）を楽しんだり、カラオケ設備を利用（要予約）したりと、思い出に残るアクティビティも豊富に用意されていますよ。

＞＞＞https://tachikui-terrace.com/

南紀串本リゾート大島（和歌山県）

すさみ南IC・熊野大泊ICから南下して車で約40分。自然豊かな紀伊山地を背にする、太平洋に突き出た本州最南端の地・和歌山県串本町の紀伊大島にあるグランピング施設です。

南紀串本リゾート大島内に整備された同グランピング施設では、最大4名でワンポールテントでのキャンプ体験が楽しめます。広々とした屋根付きウッドデッキにテントが張られているので、雨の日でも濡れることなくリビングスペースと行き来できるのもうれしいところ。ウッドデッキに備えられたハンモックに揺られながら風を感じるのもアウトドアならではですよね。22時の消灯後には、綺麗な星空が包み込み、条件が良ければ天の川が見られることも！

テント内には、ダブルベッド2台のほか、テーブルやクッション、AC電源、エアコンなど、快適な時間をサポートしてくれる設備が充実。寒い日でも暑い日でもストレスなく過ごすことができるはずです。

また、本州最南端の海を一望できる絶景露天風呂も見逃せない設備です。2021年1月には、4部屋限定の貸し切り露天風呂も完成しているので、アウトドアでの心地よい疲れを癒すのにもぴったりです。

＞＞＞https://resortohshima.com/

RIVERSIDE GLAMPING Nuts（滋賀県）

登山にも人気の御在所岳を抱える鈴鹿山脈や、東近江市を流れる一級河川・神崎川の景観を楽しめる、滋賀県東近江市に位置するグランピング施設です。

川辺5mテント、川辺4mテント、山側5mテント、山側6mテント、山側6m×4mテントといった、さまざまなロケーションでグランピングを楽しめるのも同スポットの魅力の一つ。コットン素材のワンポールテントには、ふかふかのクッションや絨毯が敷き詰められ、ミニ冷蔵庫や電気ケトルなどの電化製品も完備されているので、豪華なホテルに滞在しているような感覚に。また、屋根付きのウッドデッキも備えられているので、天候を気にせずBBQを楽しむことも可能です。

場内を流れる透明度抜群な一級河川・神崎川で遊べるのも、同スポットの魅力の一つ（12～3月は閉鎖）。自然のウォータースライダーが楽しめるキャニオニングといったアクティビティも用意されているので、貴重な時間を過ごせるはず。川面が見渡せる絶景ブランコも設置されているので、SNS映えも間違いありません！

また、車で約20分の場所にある「永源寺温泉八風の湯」も忘れずにチェックしたいスポット。愛知川の自然が一望できる露天風呂を満喫できるので、アクティビティで疲れた身体を癒すのにももってこいです。グランピング施設の受付棟では同温泉の割引券（300円オフ）がもらえるので忘れずに。

＞＞＞https://nuts-camp.com/

地ノ島（和歌山県）

和歌山県有田市に浮かぶ「地ノ島」。本土の初島漁港から渡し船でアクセスする秘境感たっぷりなロケーションにも関わらず、関空から約1時間・大阪市から約1時間半で訪れることができる「日本一気軽に無人島キャンプが楽しめる場所」として、多くのアウトドアファンに愛されているスポットです。

東京ドーム約10個分の広さの同地では、和歌山県ナンバーワンともいわれる透き通った海で海水浴をはじめとするアクティビティが楽しめるのも魅力の一つ。また、「日帰りバーベキュー」や、定期船が往来しない場所での1日1組限定＆ビーチを独り占めできる「サバイバルキャンプ」など、さまざまなアウトドア体験を楽しむことができるのです。

同スポットでグランピング好きが注目したいのが、2021年春に新設された「プライベートエリアプラン」。開拓された内陸部のエリアを1日1組限定で貸切ることができる、なんとも贅沢なキャンプ体験が待っています。グランピングテントはもちろん、寝袋、BBQセットなどを無料で使用でき、トイレも完備。キャンプビギナーでも安心して快適なひと時を過ごすことができるというわけですよね。