POSTED BY 青山沙羅掲載日 JUN 13TH, 2021

【世界のニューノーマル最前線・NY】街に活気が戻ってきた!2021年6月のニューヨーク

NYC セントラルパーク

アメリカ合衆国ニューヨーク在住のフリーランスライター青山沙羅が、現地のニューノーマルな生活をルポする当連載。
今回は、コロナワクチンの接種率が上がって経済再開が進み、日常に戻りつつあるニューヨーク市の2021年6月の様子について、ニューヨーク在住の筆者がレポートします。ニューヨーカーはどうしている?観光客は戻ってきた?

目次

2021年6月夏のニューヨーク市は

NYC SOHO 2021年6月10日
NYC SOHO 2021年6月10日(木)

2021年6月10日時点のデータ では、NYCを含むニューヨーク州全体で18歳以上のワクチン完全接種率は59.3%、9,362,575名(1回目のみ済ませた人も含めると66.9%、10,580,483名)。ニューヨーク州全体で「18歳以上の完全接種率」は約60%、1回目のみ済ませた人も含めると70%近く。ワクチン接種率が日々増加するにつれて、経済再開も進んでいます。

レストランなど飲食店の営業時間規制の解除、バス・地下鉄の24時間運行、2021年9月の新学期から対面授業のみとする公立学校など、ニューヨーク市は順次日常に戻りつつあります。

レストランはいまだに、屋外テーブル席が人気

NYC SOHO レストラン 2021年6月10日
NYC SOHO レストラン 2021年6月10日(木)

摂氏約30度の気温になった、6月上旬のニューヨーク市。アメリカでは、5月最終月曜日のメモリアルデー(戦没者追悼記念日)から夏のはじまりとされ、6月のニューヨークはすっかり夏の気分。

ニューヨーク市の人気ショッピングエリア ソーホーを、ニューヨーク在住の筆者が歩いてみました。

NYC SOHO レストラン 屋外席 2021年6月10日
NYC SOHO レストラン 屋外テーブル席  2021年6月10日(木)

2020年6月にニューヨーク市が歩道や車道へのテーブルや椅子の設置を認可し、多くのレストランが屋外テーブル席を設置しました。ニューヨーカーはコロナ禍以前から屋外テーブル席を好むこともあり、屋外テーブル席人気が定着。2021年9月まで屋外テーブル席設置は許可される予定です(度々延長しています)。

世界最多感染都市だったニューヨーク市が、経済再開までこぎつけたのは、やはり店内飲食禁止や営業時間制限などの、飲食に対しての厳しい措置が大きかったと思います。レストランなど飲食店には大打撃でしたが、2020年6月から段階を踏んでの経済再開で、世界的に見ても早い回復を遂げています。マスクの着用義務の徹底など我慢の積み重ねが、功を奏しました。

ソーホーに活気が戻ってきた

NYC SOHO ビルディング 2021年6月10日
NYC SOHO ビルディング 2021年6月10日(木)

筆者がソーホーを歩くのは久しぶり。コロナ禍以降は、用事がある場所にピンポイントで出かけ、ブラブラすることがなくなる習慣ができたためです。

ウィンドウショッピングや、街ゆく人のファッションを眺めて楽しむソーホーは、コロナ禍から随分とご無沙汰でした。

ストリート・ベンダー(屋台)が戻ってきた

NYC SOHO ベンダー(屋台) 2021年6月10日
NYC SOHO ベンダー(屋台) 2021年6月10日(木)

コロナ禍で街から消え失せ、一時は9割減と言われたストリート・ベンダーが戻ってきています。ホットドッグやプレッツェル、またチキンオーバーライスを売るベンダーがストリートに現れ始めたのは、街に人が戻ってきているからです。

ショッピングに繰り出すニューヨーカー及び観光客

NYC SOHO ウィンドウ 2021年6月10日
NYC SOHO H&M ウィンドウ 2021年6月10日(木)

ソーホーは家賃が高いため、コロナ禍で倒産したり、通販のみに切り替えたブランドが多くありました。空店舗もありますが、店内入場制限が緩和されてきたため、ショッピングを楽しむ買い物客で賑わっている店も多くありました。

NYC SOHO Prada ウィンドウ 2021年6月10日
NYC SOHO Prada ウィンドウ  2021年6月10日(木)

肩の出たサマードレスや短いトップスでお洒落をし、街を歩き、ニューヨークを楽しむ買い物客。コロナ禍以前のように、ストリートには人が溢れていました。

ゴーストタウン化したニューヨークを1年間見てきた筆者は「まるでニューヨークみたい」と変な印象が頭に浮かびました(苦笑)。ここは紛れもないニューヨークなのに。

NYC SOHO Prada ウィンドウ1 2021年6月10日
NYC SOHO Prada ウィンドウ 2021年6月10日(木)

お財布代わりにママを連れて歩く母娘、私のファッションを見てとばかりに着飾ってストリートを行くお洒落な男女、他州や海外から来ている旅行客。

街から人が消え失せた1年のブランクを経て、活気が戻ってきました。

観光客が増加しているニューヨーク

NYC セントラルパーク (C) Hideyuki Tatebayashi
NYC セントラルパーク 2021年5月  (C) Hideyuki Tatebayashi

郊外へ避難していたニューヨーカーや、州外からの観光客、ワクチンを求めて(?)の海外からの観光客など、人が戻ってきたニューヨーク。

観光バスには、2階席にはてんこ盛りの旅行客。観光客に向かって、手を振るニューヨーカー。1年以上ぶりに見る景色に、呆然とする筆者。

2021年の夏は、田舎や郊外に飽きたニューヨーカーで、マンハッタンは賑わいそうな気がします。

[All Photos by Hideyuki Tatebayashi and Sara Aoyama] Do not use images without permission.

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青山沙羅
アオヤマサラ/ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYにひと目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、2009年ついに上陸。 旅の重要ポイントは、その土地の安くておいしいものを食すこと。 特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、「やられたら、やり返せ」。 プロ・フォトグラファーの夫とNYでふたり暮らし。共同著書『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日(PIE International、2020年3月)』。

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