POSTED BY フレッチャー 愛掲載日 JUL 22ND, 2021

【世界のニューノーマル最前線・UK】家庭菜園の魅力&おすすめ野菜ランキング

コロナ禍でのおうち時間が増えたことで、家庭菜園を楽しむ人も多くなったのではないでしょうか。イギリスでも自宅で野菜を育てる家庭菜園は大人気。そこで今回は、オックスフォード郊外で自宅の庭で野菜作りを楽しんでいる筆者が、はじめてでも楽しめるおすすめの野菜を独断と偏見のランキングで紹介します! プランターなどの小さな空間でも楽しめる野菜作りのコツも必見です。

目次

イギリス人は野菜作りが大好き

イギリスでは、明るい時間が長くなる夏の夜を屋外で楽しむために、ガーデニングや家庭菜園が以前から大人気です。さらに、コロナ禍によっておうち時間が増えた人が多いため「自宅で野菜を手作りしてみよう」と、新たに挑戦する人も増えています。

もちろん、スーパーに行けばどんな野菜でもほぼ手に入りますが、日々植物の成長の様子を感じたり、食べごろになった野菜の調理方法を考えたりと、とにかく癒されるし楽しいことばかり!

裏庭で家庭菜園 筆者撮影

ということで今回は、オックスフォード郊外の小さな庭で毎年野菜作りにチャレンジしている筆者が、栽培ビギナー向けのおすすめ野菜を独断と偏見でランキング形式で紹介します!

コスパのよい野菜

じゃんじゃん収穫できて、種やプランター、コンポストなどの初期投資を回収しやすい野菜はこちら! せっせと収穫しても食べきれない場合は、冷凍したり、お友達へのおすそわけをして楽しみましょう。

1位 ズッキーニ

ズッキーニ 筆者撮影

イギリスでは、Courgette(コージェット)と呼ばれるズッキーニですが、一株あれば食べきれないほどの量が収穫できます。カレーやシチューに入れたり、キャロットケーキのようにケーキにしてもおいしいですよね。

2位 インゲン

インゲン 筆者撮影

つたって上へ延びるタイプのインゲンは、初夏から秋ごろまで長い期間収穫できるのでおすすめです。インゲンは冷凍もできるので、なるべく若いうちに取って食べきれない場合は冷凍庫へ。

初心者向け!簡単に育つ野菜 

「虫がついたらどうしよう」、「水やりを忘れてしまうかも」など、野菜作りに自信がないという人におすすめなローメンテナンスな野菜はこちらです。

1位 ジャガイモ

小学校のころに授業で育てたことがある人も多いかも? ジャガイモは誰でも簡単に育てられます。ただし、収穫するまで実際の成長を見て楽しめない点がつまらないと感じる人もいるかもしれませんね。同様に玉ねぎも非常に簡単。水やりを忘れても枯れることはほとんどありません。

2位 ビート

ビート 筆者撮影

日本でもアンチオキシダントが豊富で栄養価が高いことで注目されているビート。実は育てるのはとっても簡単です。かぶに似ているものの、葉っぱの部分もかなり赤いので見ても楽しい野菜です。生でサラダとして食べてもOKですが、ロースト(ゆでてもOK)したものをソフトチーズとくるみなどのナッツと食べるのがおすすめです。

収穫までが早い野菜 

種を植えてから収穫までが早い野菜は、飽きずに野菜作りが楽しめます。

1位 カブ

いろいろな根菜を育ててきましたが、ダイコン、ニンジン、玉ねぎ、ビートなどと比べても、カブは育つのが圧倒的に早い! 暖かい季節ならば1カ月ほどで立派なカブのお味噌汁が楽しめます。

2位 レタス(サンチェ)

プランターでサラダ菜栽培 筆者撮影

まかないタイプのレタスやサラダ菜(サンチェ)もあっという間に収穫ができます。数日後には再び収穫できるほどなので、サラダを食べる習慣がつくかも?

手作りがおいしい野菜

これぞ家庭菜園の醍醐味! 作った方がおいしい野菜として、意外なものもありますよ。

1位 トウモロコシ

スーパーで買うようなしっかりと太ったものを収穫することは難しいものの、手作りの方が断然おいしいのはトウモロコシです。もぎたてのおいしさは格別ですよ!

2位 ニンジン

手作りならではユニークなニンジン 筆者撮影

手作りすると味がしっかり濃いものが育ちやすいのがニンジンです。ただし、独特な味が苦手・・・という人もいるので、意見が分かれるかもしれません。

3位 グリンピース

グリーンピース 筆者撮影

自家製のグリンピースやサヤエンドウ、シュガースナップは、生で食べられるほど甘くておいしいんです! そのため、せっかく育てたのならサラダとして食べるのがおすすめです。

小さなスペースで始めるならハーブがおすすめ

庭がない人や夏場の虫が嫌な人などにおすすめなのはハーブ! ローズマリーやオレガノ、ミントは観葉植物のようにおしゃれで香りもよく、お手入れも簡単です。大葉やバジルなどはプランターでも十分大きくなるので、手作りジェノベーゼなどを楽しめます。

イギリスでは手に入りにくい日本の野菜を育てる

筆者が野菜作りを趣味にしたきっかけは、イギリスでは手に入りにくい野菜を自分で育てるためでした。

ダイコン

ダイコン 筆者撮影

最近ではイギリスでもスーパーで見かけることも増えてきましたが、おでんや煮物には欠かせませんよね。

大葉

気温の低いイギリスでは夏にしか栽培できませんが、刺身や豆腐といっしょに食べたり、そうめんの薬味にしたりと夏には欠かせませんよね。

ゴボウ

ゴボウ 筆者撮影

みなさんはゴボウってどんな植物か知っていますか? 筆者は自分で育てるまでゴボウは茶色くてほそい根っこの部分しか知りませんでした。「こんな植物だったのか」ととても新鮮でした。

ゴボウってこんな植物 筆者撮影

おうち時間の息抜きにおいしい手作り野菜を

本格的に畑を耕すのもあり、優雅にミントなどのハーブを植木鉢で窓辺に置くのもあり。いろいろな楽しみ方ができるはずなので、住宅事情やライフスタイルに合わせて手作り野菜に挑戦してみてくださいね! 

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フレッチャー愛
フレッチャーアイ/イギリス在住ライター

20代のころからイギリス在住。科学者。フットボールに夢中な男の子の母親として奮闘中。ヨーロッパ各地のマーケット(蚤の市)散策、ワイン、見晴らしのよい絶景スポット、特に海が大好き。

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