POSTED BY 青山沙羅掲載日 JAN 28TH, 2022

【2022年1月ニューヨークの感染状況は?】NYC在住者が現地レポート

ニューヨーク市マンハッタン

2021年末に急増した新型コロナウイルスのオミクロン株感染者。新年が明けたニューヨークでの感染状況は、一体どのようなものなのでしょうか。そこで今回は、ニューヨーク市在住の筆者が現地のリアルな状況を徹底レポート。ニューヨーカーが待ちに待っていた感染予防グッズについても紹介します。

目次

2022年になったニューヨーク市での感染状況は?

現在日本ではオミクロン株感染者が急増していますが、ニューヨークでは1カ月前の2021年12月中旬以降に急増。ニューヨーク・タイムズ(Tracking Coronavirus in New York: Latest Map and Case Count)によると、ニューヨーク州の新規感染者は、ピーク時で2022年1月8日の9万132人(1日あたり)とのことでした。

もはや風邪レベル?身近な人が次々と感染

2022年1月25日現在、ニューヨーク州では感染者数総計471万4703人で、1日あたりの感染者数は12,666人(2022年1月24 日現在)と減少傾向にあります。

短期間に広まり、もはや風邪レベルで感染するオミクロン株。筆者の周りでも、2020年当時は知人の親戚、友人の隣人と間接的だった感染者が、現在では、友人、職場の同僚と身近に迫っています。かつてない感染者急増に、スタッフの手が足りず、稼ぎ時のホリデーシーズンにクローズしたレストランやショップも多くありました。

ニューヨークでは感染者が減少傾向に

2021年12月18日 ワクチン接種場 ニューヨーク市クイーンズ区
2021年12月18日 ワクチン接種場 ニューヨーク市クイーンズ区 (C)Sara Aoyama

以前は感染検査は3時間待ちと言われ、どこの検査場にも長蛇の列。急な需要に供給が追いつかず、検査キットが品切れでクローズした検査場も。

2022年12月18日 感染検査場 ニューヨーク市クイーンズ区
2022年1月16日 ワクチン接種場 ニューヨーク市クイーンズ区 2022年1月16日 (C)Sara Aoyama

しかし、そんな100人以上もの長蛇の列をなしていた感染検査場も、2022年1月になってからは設置数が増え、長く待つことなしに検査ができるようになりました。デパートやショッピングモール、学校、駅近くなど、人が集まるエリアに増設されています。

2021年12月18日 ワクチン接種場 ニューヨーク市クイーンズ区
2021年12月18日 ワクチン接種場 ニューヨーク市クイーンズ区 (C)Sara Aoyama

いきなり混み合っていたワクチン接種場も、

2022年1月16日 ワクチン接種場 ニューヨーク市クイーンズ区
2022年1月16日 ワクチン接種場 ニューヨーク市クイーンズ区 (C)Sara Aoyama

現在ではまったく行列はありません。待ち時間なしにワクチン接種が可能となっています。

ブースター接種が鍵

オミクロン株は感染者数が多いものの、ニューヨーク市では大多数がワクチン接種をしている(全年齢84.1%が少なくとも1回はワクチン接種済み ニューヨーク市のデータによる)ため、重症化は少ないようです。感染した人は「ブースターショット前」あるいは「ブースター接種後2週間未満(接種後2週間経過しないと、免疫ができない)」の状態が多く見られ、ブースターショットが効果的であることがわかりました。筆者はブースターショットを接種済みであり、2022年1月中旬に検査をして陰性でした。

オミクロン感染した人の考えられる原因

筆者の周りの感染者及び間接的に尋ねたところ、感染した原因はこのようなものが挙げられました。

  • カラオケ
  • パーティ
  • サンタコン(SNSで連動し、サンタの格好をして飲み歩くイベント)
  • 外食中
  • ずっと自宅勤務していたが、外出した時?

万が一感染したら?(同居の家族が感染したら)

  • 自覚症状がなくても、5日間は自宅待機要(通勤通学不可)。
  • 症状がなかったら、5日後感染テストを受ける。症状がある場合は回復してから検査へ。
  • 陰性だったら(ラピッドより精度が高いPCRが望ましい)、通勤通学可能。

【勤務先で感染者が出て、勤務できない場合の補償は?】
納税者(社会保障番号SSN保持者)は、市の補償で最低時給(ニューヨーク市は15ドル/1時間あたり)×規定勤務時間で補償される場合も。筆者は補償が適用されました。

無料で配布される感染予防グッズ

(C)United States government
(C)United States government

2022年1月現在、自宅で検査できる簡易検査キットの無償配布申し込みが始まっています。オンライン専用サイト(https://www.covidtests.gov)から申し込みができ、一人につき4個の検査キットを無料で受け取ることが可能。筆者は申し込み済みで、1月下旬に発送が開始される予定です。

また、1月下旬からN-95(高性能)マスク4億枚が、薬局や地域の保健センターで無料配布されるとの発表もありました。こちらも皆が待ちに待っていた感染予防グッズで、需要が高いものを無料で配布してくれるのはありがたいことです。

ニューヨークの感染状況は、引き続き伝えていきますね。どうぞあなたの感染予防対策の参考にしてください。

[Photos by Hideyuki Tatebayashi&Sara Aoyama] Do not use images without permission.

参照
Tracking Coronavirus in New York: Latest Map and Case Count The New York Times(Updated Jan. 26, 2022)
COVID-19: Data - NYC
Get free at-⁠home COVID-⁠19 tests - United States government

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青山沙羅
アオヤマサラ/ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYにひと目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、2009年ついに上陸。 旅の重要ポイントは、その土地の安くておいしいものを食すこと。 特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、「やられたら、やり返せ」。 プロ・フォトグラファーの夫とNYでふたり暮らし。共同著書『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日(PIE International、2020年3月)』。

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