POSTED BY すぎさく。掲載日 MAR 19TH, 2022

【話題沸騰】ワークマンの「フュージョンダウンシュラフ」を徹底検証!

ワークマンからさまざまなキャンプギアがリリースされるなか、キャンパーの間で話題となっている「フュージョンダウンシュラフ(7,800円 税込)」。ワークマンの独自開発素材「フュージョンダウン」がたっぷり使用された、本格シュラフです。そこで今回は、キャンプマニアが「フュージョンダウンシュラフ」をテント泊で使いながら、その実力を徹底検証してみました! 

目次

ワークマン「フュージョンダウン」の実力は?

フュージョンダウン詳細
  • 価格:7,800円(税込)
  • 本体サイズ:縦220×横70cm(足元幅35cm)
  • 収納サイズ:円周57×高さ36cm
  • 重量:1kg
  • 快適使用温度:4℃
  • 使用可能温度:-1℃
  • 表地:ナイロン100%
  • 中わた:ダウン45%・ポリエステル40%・アクリル10%・フェザー5%
  • 裏地:ナイロン100%
  • カラー:ブラック、グリーン

ダウンシュラフは高価…。そんなイメージを払拭してくれるのが、庶民の味方、ワークマンのシュラフ「フュージョンダウン」! ダウン素材とは思えない7,800円(税込)という破格で登場したその実力はいかに!?

ダウン素材のシュラフに採用されることが多い、いわゆるマミー型のシュラフで、長方形の封筒型に比べて、体に沿った形状になっています。カラーは、ブラックとグリーンの2色展開。今回はグリーンを使用してみますよ。

画像では日光が当たって明るいグリーンに見えますが、実際は落ち着いた深緑に近い感じです。

収納袋から出してみると、ダウン素材を使用しているとあってかなり薄い! 中わたの配分は、フュージョンダウン45%、ポリエステル40%、アクリル10%、フェザー5%。ワークマンの防寒着などに採用されている大好評の独自開発素材「フュージョンダウン」が使用されているだけに、保温効果に期待大です!

傷や汚れに強いタフな生地

生地は、表地・裏地ともにナイロン100%で、さらっとしていて気持ちいい! さらに、引き裂きに強いリップストップにとされています。ちなみに、表地には高撥水素材「DIAMAGICDIRECT(ディアマジックダイレクト)」加工が施されているのもポイント。

生地を手で引っ張ると伸縮しないように感じましたが、実際に身長162cmの筆者がシュラフにもぐってみたところ、足を広げたり、膝を立てたり、座ってあぐらもかくことができるほど、少し余裕がありました。

ファスナーの噛み込みも問題なさそう

激安シュラフでありがちなのが、ファスナーが噛み込んでしまうこと。ファスナーの上げ下げをするたびに生地が噛み込んでしまうと本当に面倒なんですよね…。高価なダウンシュラフの場合は噛み込みを防止するパーツが採用されていますが、こちらにはとくに加工はされていません。

実際にシュラフに脚を入れた状態でファスナーを上げ下げしてみたところ、生地が噛んでしまうこともなくスムーズ! 筆者的にこれはかなりうれしいところです。

また、ダブルファスナーになっているので、開放してあげるとちょっとした掛け布団のようにも使用可能に。

ファスナーが惰性で開かないように、面ファスナーもしっかり縫い付けられています。ただ、何度も付けたり外したりする部分だけに、縫製部分の耐性がちょっと心配かも。

ダウンは、冬用シュラフに採用される保温性の高さが魅力。ただ、ファスナーを閉めたとしても、小さな穴から冷たい空気が侵入してしまいがちですよね。他メーカーの高価なダウンシュラフなどでは、ファスナー部分をチューブ型にするなど、立体的にして空気の侵入を防止するデザインが採用されているものもありますが、フュージョンダウンはとくに無加工でした。

また、頭の部分からも冷気が入ってしまうため、この部分の冷気のシャットアウトも、ダウン本来の保温効果を高めるためには大事なポイントです。フュージョンダウンの頭の部分は、ドローコードで絞ることができるので安心ですね。

最低気温4.5℃で使い心地を検証!

いざ、フュージョンダウンでテント泊を実施! 使用したテントは、TC素材のバンドッグのソロベースex。細かい砂利の地面にシート、キャプテンスタッグのマットを敷き、その上にフュージョンダウンをセット。実施したのは3月中旬で、簡易的な温度計で翌日確認すると、この日の最低気温は4.5℃と、比較的暖かい日でした。

就寝前には、少し肌寒くなってきたので、足だけフュージョンダウンに入ると、ポカポカして本当に暖かい。おかげで眠気が…。

結果、予想以上の暖かさで寒さをまったく感じることなく、朝まで超ぐっすり眠れました! ちょっと心配だったファスナーからの冷気の侵入も感じず、まさに快適そのもの。スペックの快適使用温度4℃(使用可能温度-1℃)は偽りなかったです♪

約1kgと軽量でコンパクト!

付属の収納袋はベルトが付属しているので、ギューっと締め上げれば、実寸30×17cmと片手でもてるほどコンパクト。しかも約1kgと軽い!

これならバックパックでも使いやすいサイズですよね。

ちなみに、収納袋にしまう際は、畳んでいれると滑って入れづらいので、畳まずにそのまま無造作にグイグイ押し込む方がいれやすいかもしれません。

今回実際にテント泊で使用した結果、ワークマン独自開発のフュージョンダウンの保温力はホンモノだと再確認しました。これが7,800円で手に入るなんてなんて、感動です・・・!

キャンプ初心者もベテランも買ってみる価値あり!

もちろん、気温や使用するテントなどの環境に加え、寒さは個人差があるので、同じような条件でも体感は人それぞれ異なりますが、個人的には総じて快適に過ごせるシュラフだと感じました。リーズナブルに快適なダウンシュラフを手に入れたい人にはかなりおすすめですよ!

【WEB限定】フュージョンダウンシュラフ
7,800円(税込)
https://workman.jp/shop/g/g2300066023011/

>>>【ワークマンテント5種を比較レビュー】キャンプマニアが機能を徹底検証!

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すぎさく。
自由でいたいエディター/ライター

究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!? その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。

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