POSTED BY オオモト ユウ掲載日 NOV 27TH, 2021

正しい「竿の持ち方」とトラブルを防ぐ「道具の扱い方」【釣り入門講座vol.4】

初心者が気軽に手に取れ、万能に楽しめる「コンパクトロッドセット」。前回はそのセッティングの手順を説明してきたが、釣り場に出る前に覚えておくべき注意点はたくさんある。特に竿やリールの取り扱いについては、その勝手がわからずに間違いを犯すこともしばしば。釣り経験者にとっては当たり前すぎるような内容ばかりではあるが、それだけに初心者にとっては思わぬ落とし穴となる。決して難しいことではないので、頭の片隅に入れてから出かけてほしい。

目次

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実は間違っている人が多数!? 正しい竿の持ち方とは

テレビ番組や映画、アニメなどで釣りをしているシーンが映ると、多くの釣り人はその手元を注視する。これは、その作品の制作者(もしくは出演者)がどれほど釣りの知識を持ち合わせているかを判断できるからであり、それを容易に判断できるのが竿の持ち方だからである。

実際、間違った持ち方で描かれている事例は多く、それだけで釣り経験者は冷ややかな視線を送ってしまう。釣り場を見回しても、間違った持ち方をしている人はチラホラと見られる。

もっともよく見られるのが上の写真のような持ち方。特徴はリールを操作しない側の手が竿尻(手元側の竿の端)をつかんでいることである。「ノベ竿」と呼ばれるリールを用いない竿は竿尻を持つのが基本だが、コンパクトロッドセットのような竿では間違った持ち方となる。

こちらが、コンパクトロッドセットなどのリール竿の正しい持ち方である。竿を持つ手はリールの装着部分で握られており、一見してその違いがわかるはずだ。この写真だけでもおわかりいただけるだろうが、あらためて持ち方の手順を解説していこう。

【1】リールと竿の結合部分を確認し、中指と薬指の間にリールの脚(リールフット)を入れる。

【2】中指と薬指でリールフットを挟み込み、そのままギュッと握る。

この持ち方を身につけておくと、重心となっているリール部分を直接つかむことができ、竿の操作が格段にしやすくなる。スピニングリールと呼ばれるリールを用いるすべての釣りに共通する持ち方なので、身体で覚えておこう。

ビギナーは特に注意!破損に直結する要注意な竿の取り扱い

実際に釣りを始めると、目の前のことに熱中するあまりに注意力が散漫になるのが常。特にビギナーはその傾向が強く、トラブルの原因となる事象を見逃したり、扱い方が雑になったりすることがよくある。

ここで挙げる2つはビギナーが犯しやすい間違った取り扱いの代表例であり、道具の破損や釣り人同士のトラブルに発展する可能性がある。釣り場に出る前に覚えておいてほしい。

糸が竿に絡んでいるのに気がつかない

コンパクトロッドセットに標準装備されている釣り糸は、安価なナイロン糸がほとんど。すぐに使えて非常にありがたいのだが、長期間リールに巻かれたままになっているため糸自体に巻きグセが付いており、リールから引き出すとバネや螺旋のように弧を描いている。

こうなった釣り糸でも魚は釣れるが、厄介なのは竿に絡み付いてしまうこと。これに気がつかずにリールを巻いたり、オモリを投げたりすれば竿や糸に急な負荷がかかって、糸が切れたり竿が折れるトラブルが発生する。特に竿先は糸絡みが起こりやすいので、こまめにチェックする習慣を身につけよう。

竿を直に置いてしまう

釣り場でよく見る光景がコレ。それ自体は特に問題ないように思えるが、かなりの確率でトラブルや破損の原因となるので注意したい。その事例をざっと挙げると、次のようなものがある。

  • 竿を踏んだり蹴ったりしてしまう。自分だけでなく仲間や居合わせた釣り人を巻き込んでしまうことも
  • リールや竿に割れやキズが生じ、大きな負荷がかかった際の破損原因となる
  • 仕掛けや糸が絡んで時間のロスが生じる

こういうトラブルを防ぐためにも、竿の置き方について気を配る必要がある。釣具店には専用グッズも用意されているが、それを使わずともある程度トラブルを避けることは可能だ。

もっとも簡単なのは、写真のように竿を何かに立てかけること。柵が設置されているような場所ならそれがベストだが、ない場合は荷物を入れたバッグやバケツなどでもかまわない。もっとも破損の可能性が高い竿先を持ち上げておくだけで自然と視線に入り、踏んでしまうトラブルは起こりにくくなる。

竿の置き方としてはこのようなパターンもある。通常はぶら下がるリールを上にして、竿とリールのハンドルで支えるように置く。竿が地面に直に接するため最良とは言えないものの、リールにキズが付きにくいのがよいところ。多少の立体感が出て視認もしやすくなり、雑に置いてしまうよりはトラブルが起こりにくい。

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オオモトユウ
編集者/ライター/フォトグラファー

スポーツウエアメーカー勤務、雑誌編集などを経てフリーライターに。好きなことを仕事に選び続けた結果、周囲からは「ラクをして生きている」と思われているのが悩み。四国、北海道については愛車で単独周遊済みなので、九州に照準を定めている。旅先での酒場巡りとノルウェー旅行の再開に思いを募らせる日々。

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